飲み物に睡眠薬が入っているか判定する装置 pd.id

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pd.idは飲み物に睡眠薬などの薬物混ざっているかどうか判定する装置です。

なぜ薬物検査?

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もしデートの時、飲み物に睡眠薬が混ぜられていたらどうでしょうか? 女性にとっては非常に危険な状況ですが、見た目や味では必ずしも区別できないので気づくのが難しいという問題があります。
以下のデータによると、北米では性的被害のうち25%がアルコールやデートレイプドラッグによるものとのことです。北米の話なので日本は違うと思いますが、pd.id開発の背景としてこういうことがあります。
http://www.statcan.gc.ca/pub/85f0033m/85f0033m2008019-eng.pdf
そこでpd.idを使って女性が自己防衛できるようにしよう、というのがこの装置の目的です。

使い方

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使い方は非常に簡単です。飲み物にpd.idをひたしてしばらく待ちます。薬物が検出されたら光ります。

仕組み

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pd.idは、アメリカの麻薬取締局(DEA)で使っているようなものを個人向けに作り直したものです。以下の三つの方法で薬物を検出しています。
・光スペクトル分析
・電気抵抗
・温度
光スペクトル分析というのは、光を対象にあてて、通ったあとの光の色を調べるという方法です(細かくいうと、周波数の分布を調べます)。出てくる光は物質ごとに違います。どういう光が出てくるかというデータベースをpd.idは持っており、薬物に該当するものがあれば検出して教えてくれます。

まとめ

お値段は$75+送料$15で、$95(約9500円)です。これだけの機能を持っていることを考えると、かなりがんばった値段ではないでしょうか。
2014/8/29まで注文受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/pd-id-your-personal-drink-id

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