魚が自分で水槽を「運転」する、いわば魚版のバギー Fish on Wheels(フィッシュオンホイールズ)

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Fish on Wheels(フィッシュオンホイールズ)は、水槽です。普通の水槽と違って、魚が水槽を「運転」します。
水槽には車輪とモーターがついています。魚が泳ぐと、その動きに従って水槽のモーターが働き、水槽自体が移動します。


この動画では実際に運転しています。水槽は決してランダムに動いているわけではないです。魚の動きをカメラで捉え、画像解析をして動きの方向を判定し、それに応じてモーターを動かしています。
だからどうした、と言われるとその通りですが、才能の無駄遣いというべきでしょうかw
これは金魚ですが、イルカだと知能が高いのでもっと面白いかもしれませんね。水槽が大きくなりすぎて難しいですが。

構造

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以下のパーツでできています。
・水槽
・カメラ
・バッテリーとモーター
・BeagleBoard
・Arduino
BeagleBoard(BeagleBone)というのは、小型のコンピューターです。CPUにはARM Cortex A8を搭載しており、OSはLinuxが動きます。Raspberry Piという同じく小型のコンピューターがありますが、それに近いです。
Arduinoはモーター駆動用だと思います。Arduinoも同じく小型のコンピューターです。BeagleBoneでもモーターは制御できると思いますが、何故Arduinoも使ってるのは不明です。
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カメラで撮った画像をBeagleBoardで解析してモーターを動かしています。カラー画像を白黒画像に変えて(2値化)魚の動きを判定しています。
 
特にすごい使い道はありませんが、発想がとても面白いと思いました。もし筆者が魚を飼っていたら、ひとつ注文して試しているところです。
2014/5/29まで注文受けつけ中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1939723822/fish-on-wheels

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