AvoSeedo(アボシード)は、アボカドの種を発芽させるグッズです。フロートを使って水面に浮かせるというちょっとした工夫をしています。
作者はドイツ人です。
従来の方法
こちらがアボカドの種。ただし普通の野菜と違って、そのまま土に植えても育ちません。まず芽を出させてから植える必要があります。
一旦芽が出れば、鉢植えに植え替えることができます。そこでアボカドの発芽をさせるぞ、というのが目的です。
しかし発芽させるためには、根になる部分だけを常に水につけておく必要があります。
このために従来行われてきたのが、つまようじ法。つまようじを支えにしておけば、根になる部分だけを水につけることができます。単にタネ全体を水につけると、水浸しになって腐ってしまいます。
しかしこの方法にも問題点があります。気をつけていないと、下の画像のように水が足りなくなってしまうのです。
一旦こうなると発芽自体が止まってしまい、再起不能になってしまいます。AvoSeedoの作者も、これで何度も失敗したとのこと。
Avoseed
そこで生まれたのがこのAvoseed。この入れ物にアボカドの種を入れます。
そして水の上に浮かべます。
こうやって浮かべておけば、水が蒸発したり種に吸われたりしても大丈夫です。
水位が下がっても、入れ物も一緒に下がります。常に水が供給されるというわけです。
そして無事に根が出たら、この容器から取り外して植木鉢に移し替えます。外しやすいように穴は大きめになっています。
このグッズ自体は発芽だけが目的です。最終的に実をつけるところまで持って行くのは、また別の作業が必要になります。
まとめ
ちょっとした工夫ですが、便利そうではないでしょうか。その辺がよかったのか、アボカドの家庭栽培というかなりマニアックなテーマの割に、530万円集まっています。
お値段は送料込みで$10 CAD(約940円)です。
2015/3/29まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/254683764/avoseedo-grow-your-own-avocodo-tree-with-ease
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