マウスとキーボードを使っているとき、両者の間で腕を移動させる必要があります。これは肩が凝る原因のひとつです。(全部ではないです)
でもマウスとキーボードが一体化した入力機器があればどうでしょうか? 腕の移動はなくなり、非常に便利なんじゃないか。そう考えて作られたのがこのキングズアセンブリーです。
より正確に言うと、マウス、キーボード、ジョイスティックが一体化しています。この写真だけ見てもよくわからないですが、動画を見ると一目瞭然だと思います。
上の動画では、1分31秒から実際に使っています。マウスのようなキーボード、という感じでしょうか。
デザイン
冒頭の画像はプロトタイプで、非常に無骨な感じになっています。現在のデザイン案は上のように曲面を取り入れて見た目をよくしています。本当にこのデザイン画通りになるかはまだわからないですが、少なくとも着色すれば今よりはよくなるでしょう。
キーボード部分
画像はプロタイプ版のものです。
・キーボードはCherry社のCherry MXというメカニカルキーボードを使っています。
・片方の手に30キーずつです
・キーボード配列はQWERTY(一般的な英語キーボード)です
・配列はカスタマイズ可能です
親指部分
くどいですが、画像はプロタイプ版のものです。
・2軸(上下左右)のアナログジョイスティックになっています
・キーが5個あります
・デフォルトではマウスホイールとして割り当てられています
手のひら部分
・手のひらでKing’s Assemblyそのものを動かします。これ自体がマウスのような感じです。
・OSにはマウスとして扱われます
本体
USB接続です。特別なドライバは不要で、標準的なキーボード、マウス、ジョイスティックとしてOSに認識されます。(Windows、Mac、Linux)
キーボードそのものをマウスのように動かす、というのが非常に画期的なアイデアだと思います。
答えがわかってしまうと非常に単純なことのように思えますが、なかなか考えつかないと思います。もしくは思いついても試作までする、というのはなかなかできないと感じました。
これが使いやすいかどうかは、指の大きさなど個人差があるので、実際に試さないとわからない部分があると思います。
現在Kickstarterで出資募集中です。
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