自分の耳をバージョンアップしろ! 前方の細かい物音まで聞けるようになるearHD

スポンサーリンク

earHD1.jpg
earHDは、耳に着けるメガホンです。耳をHigh Definitionにアップグレードするという意味で、earHDという製品名になっています。

使い方

こちらのイヤホンのような道具がearHDです。耳に着けて使います。ただしイヤホンと違って音楽が聞こえたりはしません。電源も必要ありません。ではこれは何か?
earHD2.jpg
earHDはいってみれば、メガホンです。ただしメガホンは口から発する音を特定の方向に向けるために使いますが、earHDは耳に使います。前からくる音のみに集中できるよう、側面や後方の音をシャットアウトするという道具です。
earHD5.jpg
使った人からは「とてもクリアに聞こえる」といった感想や…
earHD10.jpg
「全てが聞こえる」という感想が寄せられています。
earHD9.jpg
何もつけてない耳の場合は、音は側面(下図で黄色)や各所で反射したりゆがんだりした音(赤色)も耳に入ってきます。その結果、いろいろな音が混濁してしまいます。
もちろんこれはデメリットばかりというわけではなく、後ろの物音も聞けるので便利ではあります。
earHD3.jpg
一方でearHDをつけた場合、側面や後方の音はブロックされます。正面からくる音(青色)のみが耳に入ります。その結果、音がクリアになる、正面の音がはっきり聞き分けられる、ということが起こります。
earHD4.jpg
行ってみれば耳の拡張ですが、そんなことをして何がうれしいのか。前述の通り、後ろの音を聞けるというはメリットでもあります。例えば後ろから自転車が近づいてきたら、振り返らなくても自転車が来ているとわかります。
earHDの使い道は、音楽を聴くことです。反射音やゆがんだ音を拾わず、前からくる音に集中して聞くことができます。
earHD6.jpg
自宅内でなくても使えます。野外コンサートで音楽を聴いたり、余計な物音をシャットアウトして心を安らげる(耳栓だと全部聞こえにくくなるので)、ハイキングで自然の音を聞く、細かい物音まで聞こえるようになるので音のディテールを楽しむ、などです。ロックのライブだともともとうるさいので、earHDだと聞こえ方が過剰になるかもしれませんが。
earHD7.jpg
earHDをつけても、遠目に見ている分にはそれほど不自然ではありません。
earHD11.jpg
近くで見ると耳に何をつけているのかという感はあります。
earHD5.jpg
横から見るとアクセサリーのようにも見えます。素材はアルミ、またはチタンです。
earHD8.jpg

まとめ

お値段は£199+送料30で、£229(約30,300円)です。
2019/11/1まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/flareaudio/earhd-upgrade-your-ears-by-flare-audio

コメント