スーツケースを「押して」運ぶことで、旅行時の移動疲れを軽減するアイデア | The SIX(ザ・シックス)

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The SIX(ザ・シックス)は、前方に押して使うスーツケースです。負担が減ることが特徴です。

使い方

今回のプロジェクトの開発元で、創業者であるシャルギさん。自身で旅行をしていて不便だなと思うことがたびたびありました。それを解消しようとして作られたのが、今回の製品「The SIX」です。
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もともとこの開発元は、G-RO(ジーロ)というスーツケースを作っていました。車輪を大きくすることで、道の段差を超えやすくしたというものです。


好評であったため、コンパクトにしたものも製品ラインナップに加えられました。
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G-RO(ジーロ)は、大きな車輪で持ちやすくしたスーツケースです。今回はリュックモデルもあります。使い方2015年KickstarterにG-RO(ジーロ)というスーツケースが登場しました。G-ROは普通のスーツケースと違い、車輪が...

スーツケースはハンドルを伸ばして引っ張って持ち運ぶことができます(下の図で中央)。これは手で持つ(下図左端)よりは楽です。
ただその場合、スーツケースの一方の端を持ち上げて歩かなくてはなりません。持ち上げるのにもエネルギーが必要です。もっと楽になるほうほうはないでしょうか。
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そこで作られたのが、今回のThe SIXです。The SIXも荷物を詰めて手で運ぶという点では通常のスーツケースと同じです。電動ではありません。
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違うのは、押して運ぶことです。通常のスーツケースは引っ張りますが、このThe SIXは押します
引っ張る場合と違って、スーツケースの脚を浮かせる必要がありません。それだけ少ない力で荷物を運べます。空港内であったり新幹線であったり何かと移動がありますが、そういった場合に楽になります。
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また前作G-ROの特徴である、大きな車輪も引き継いでいます。このため多少の段差でも乗り越えられるようになっています。
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前輪は小さいですが、左右片方それぞれに2輪ついています。後輪と合わせて合計6つのタイヤがついているため、The SIXという名前になっています。
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ハンドルはもちろんしまえるようになっています。
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伸ばすと66度の角度で持ち手が出てきます。開発元が考えるもっとも持ちやすい角度です。
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ハンドルは斜めになっていますが、リュックなどを挟んでおけます。
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The SIXの大きさは、機内持ち込みできるぎりぎりの大きさになっています。ついてすぐに出発したいので荷物を預けたくない、荷物だけ到着していないという事故が嫌なので預けたくない、という場合に機内に持ち込めます。
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持ち込めるサイズでありながら、ぎりぎりまで荷物を詰められるサイズを上げてあります。The SIXは、後輪の大きな車輪が側面についています(下図右)。そのため、通常のスーツケースのように車輪とスーツケース本体の隙間(下図左)がありません。
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この結果、荷物を10%多く入れられるようになっているとのことです。
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まとめ

お値段は$345+送料85で、$430(約46,100円)です。
2019/7/19まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/netta/the-six-a-carry-on-you-always-push-forward/description

コメント

  1. NN より:

    製品は素晴らしいと思いますが、スーツケースが引いて持ち歩く仕組みになっているのは前方の障害物にぶつからないようにするためだと思うので、空港等の人混みでは微妙かもしれないですね。
    お年寄りや腕の弱い人、レジャー等にはいいかも。

  2. 匿名 より:

    個人的に引いて歩くタイプは人様に迷惑かけまくるので、昔使ってたベビーカーに荷物乗せて歩こうかと思ったくらいだったので、コレはアリw
    一般的になってくれたら嬉しい