SmartHalo 2(スマートヘイロー2)は、自転車ナビです。
SmartHaloの歴史
2015年SmartHalo(スマートヘイロー)というプロジェクトがKickstarterに登場しました。自転車用のナビですが、あえてリング表示に絞ったシンプルさが特徴でした。
その後継品であるSmartHalo 2(スマートヘイロー2)が今回のプロジェクトです。
SmartHaloは前述の通り、とてもシンプルな表示が最大の特徴です。自転車ナビ自体はいろいろとありますが、複雑な表示はあえて外してあります。
下の写真はオリジナルのSmartHaloです。Halo(光輪)という名前の通り、表示は輪だけです。ものすごくシンプルです。
今回のHalo 2は下の写真です。リングというシンプルな表示というのは維持しつつも、大きく変わった点があります。リング中央に数字などが表示できるようになりました。
ただし複雑になると他の自転車ナビでいいということになるので、真ん中に表示できるものは限られたものだけになっています。速度であったり、目的地までの距離であったりです。
SmartHalo 2でできること
リング表示なのは分かったのが、SmartHalo 2で何ができるのか…。
機能はいくつかあります。まずはナビ機能です。目的地の設定はスマートフォンで行います。SmartHalo本体はシンプルさを追求しているため、目標値設定といった複雑なボタンやタッチ操作はありません。
ナビのモードは2種類あります。コンパスモードでは、目的地の方角と距離を指示してくれます。どの角を曲がるかは自由です。気ままに自転車に乗って、最終的にたどり着ければよい、という使い方です。街の探索などにはうってつけだと思います。
もう一つのモードはターンバイターン、すなわち次にどの角を曲がるを一つ一つ指示してくれます。カーナビやGoogle Mapsでおなじみのモードです。
次の交差点までの距離が真ん中に、どちらに曲がるかがリングで表示されます。
盗難アラーム機能もあります。所有者以外が自転車を動かそうとすると、大音量でアラームを鳴らします。ただし音を鳴らすだけなので、強引にトラックに積んで持ち去るような手段には対抗できません。あくまでも補助的手段であり、高価な自転車は別途U字ロック等の対策が必要です。
アラームを解除する場合は、SmartHalo 2に触ります。モールス信号のように、特定のパターンで長押し、短押しを組み合わせることで解除します。価格などの関係で指紋センサーまでは積んでいません。
フィットネス機能もあります。自転車の移動スピード、乗った時間、距離、消費カロリーを記録できます。これだけならばスマホだけでもできますが、SmartHalo 2は一目で進捗がわかります。
SmartHaloはハンドル中央に設置して、常時表示されています。一瞬見るだけで、本日の運動は残り何パーセントかがわかります。自転車の運転中に注意がそれると大変危険ですが、そうならないように最小限の表示になっています。
Apple HealthやGoogle Fitにも連携しているので、そういったアプリを使っている場合は自転車の結果も組み込むことができます。
表示内容は左右に指でスワイプするだけで切り替えることができます。距離、時間、カロリーなどから切り替えられます。
ライトもついています。すでにライトがついている場合でも余計にあっても困りませんし、不要だと思えば使わずにおくことももちろんできます。
明るさは全モデルから5倍明るくなりました。点灯パターンは3種類、明るさセンサーがついており自動で点灯させることもできます。
メッセンジャーアプリでメッセージが来た、といったことを通知する機能もあります。誰から来たかのみで、メッセージの内容までは表示されません。表示するスペースはありませんし、気が散ります。あくまで最小限の表示です。
天気予報も表示できます。メッセージはいらないという人でも、これは便利ではないでしょうか。
まとめ
要は自転車ナビなのですが、カラフルでシンプルな表示が魅力だと思います。
お値段はCA$134+送料25で、CA$159(約13,000円)です。
2019/6/3まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/smarthalo/smarthalo-2-make-your-bike-smarter/description
コメント