HUDWAY Sight(ハドウェイサイト)は、自転車とバイクで、自分のヘルメットにナビゲーションを表示するグッズです。
使い方
開発元のHUDWAYは、2015年にHUDWAY Glassという製品をKickstarterに載せていました。スマートフォンの画面を反射させることで、車のフロントガラスを見ながら同時にスマホナビを見られるようにしたものです。
初代HUDWAYはユーザーの持っているスマートフォンを使う仕組みでしたが、反射で表示させようとすると明るさ不足であることがわかりました。そうして生まれたのがHUDWAY Castです。
HUDWAY Castはプロジェクターを内蔵しており、昼間でもよく見えるようにプロジェクターが明るくなっています。2017年のことです。
そして今回作られたのが、HUDWAY Sight(ハドウェイサイト)です。今までは自動車用でしたが、今回は自転車とバイクで使うものです。
HUDWAY Sightは自分の持っているヘルメットに取り付けて使います。あらかじめ取り付けておき、必要になったら・・・
ディスプレイの部分を展開します。場所を取らないよう、片目だけになっています。
使える乗り物は自転車であったり・・・
キックボードであったりです。
バイクにも使えます。
表示できる情報はいくつかあります。まずはナビです。これが一番役立ちそうですね。
HUDWAY Sightはスマートフォンの画面と同じ内容を表示するミラー表示方式なので、専用アプリに限らず、どんなアプリでも表示することはできます。ただし表示内容が最小限になっていないと見づらいです。
音声入力で、メッセージに返信することもできます。ただしマイクとイヤホンをHUDWAY Sightは内蔵していないので、別途必要になります。
電話も同様にできます。
現在の速度や距離、今までかかった時間の表示などもできます。
赤外線カメラを取り付けることで、暗視カメラの映像を表示することもできます。
再生している音楽の曲名を表示したり、曲をかえたりもできます。ただし音楽に限らずどのような操作でも、路肩に停車してから行うことを開発元推奨しています。
HUDWAY Sightは、三つのパーツから構成されています。画面を表示するためのレンズとプロジェクター、それらをヘルメットに固定するためのマウント、さらにコントロール部分です。
コントローラー部分はどのような形にするかは、まだ最終決定していません。ヘルメットの後ろに貼り付ける方式などが検討されています。プロジェクターの部分に一体化できないのは、大きさの問題です。
プロジェクターは狭いヘルメットにとりつける都合上、あまり大きくできません。そこでプロジェクター以外の制御部分を別の場所にとりつけようというわけです。
表示方法は、プロジェクターで画面を投光し、それを半透明のガラスで反射させる方式です。半透明であるため前方も見えるし、画面も見えるようになっています。
まとめ
お値段は$499+送料$35で、$534(約60,800円)です。
2018/10/22まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/hudway/hudway-sight-a-display-for-every-helmet
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