LIMBO(リンボー)は四時間ものあいだ、延々と回り続けるという独楽です。ただしこれを独楽といっていいのかどうかは謎ですが・・・。
使い方
キーホルダーに着けてある銀色の円盤、これがLIMBOです。
キーホルダーから外して土台の上でLIMBOを回転させました。ここまでは普通の独楽です。時計は13:09と表示しています。
LIMBOはそれからもずっと回り続けています。時計は13:17、回し始めてから8分経過しています。コマとしてはかなり長いほうですが、これぐらいなら可能です。筆者がKickstarterで手に入れた独楽でも6分回せました。
しかしLIMBOはさらに回り続けます。時計は13:33を表示しており、回し始めてから24分も経過しています。何かが変です。
なんだこの独楽は・・? ということで、人が集まってきました。
さらにコマを止めずにジャンプさせて・・・
手のひらで回し始めました。普通なら簡単に失速して倒れるはずです。
集まってきた女性の一人が、コマのデザインに何かあるんじゃないのか、と指摘してました。
実際長時間回る独楽は、バランスがとれていることが重要です。また中心を軽くして軽量化し、周辺を重く作ることで最初の運動エネルギーを大きくするなどといった工夫も、長時間回る独楽の特徴です。
LIMBOもバランスを整えるために精巧に作られてはいます。
しかしあまりに時間が長すぎます。しまいには宅配に来た人までもが不審に思い始めました。
実はこれ、モーターを内蔵した電動仕掛けの独楽なのです。バッテリー、加速度センサー、モーターを内蔵しており、バランスを崩さないよう自律制御するというものなのです。
電動のものを果たして独楽と言うのかよくわかりませんが・・・。自転車と原付ぐらいのような違いも感じます。
LIMBOは「動作音が静か」で、「見た目は」単なる金属製の独楽です。「一見すると電動であるとわからない」、というちょっとしたジョークになっています。音がうるさければだれでも電動だとわかりますが、そこを意図的に静かに作っています。
4時間たってバッテリーが切れ、やっと止まりました。だから何だと言うとそうなのですが、ちょっと息抜きをするためのデスクトイです。
充電はMicro USBケーブルで行います。
オプションで専用の土台もあります。実際には回っているにもかかわらず、あたかも土台に固定されているかのように見えます。実際には電子制御で安定して回転させているのすが・・。
まとめ
お値段は$59+送料$10で、$69(約7,500円)です。
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