Makuakeも企業サポートプランを発表。企業がクラウドファンディングを使う意味を考える

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日本のクラウドファンディングサイトMakuakeが、企業向けのサポートを行うプランを発表しました。

Makuakeの企業向けサポート

makuake.jpg
従来プロジェクトのページに記載する文章や画像は、プロジェクトを立ち上げた人が作成していました。しかし書き方や画像の使い方、動画など、細かいこつがたくさんあります。
わかりやすい例をあげると、長すぎる動画は全部見てもらえない、などです。Makuakeスタッフからもアドバイスがありますが、それでも大変な場合もあるかと思います。
特に既存の企業の場合、部署ごとに役割が細かく分かれています。例えば開発部門でおもしろいアイデアを思いついて、クラウドファンディングで反応をみたい。でも開発部門は動画作りのプロではない・・。かといって広報部門に依頼するとなると大がかりすぎる・・。こういうこともあるはずです。
今回発表されたプランは、Makuakeのスタッフの方でプロジェクトのページを作成する、という有償サービスです。前述のような場合に役立つのではないかと思います。
http://www.makuake.com/blog/crowdfunding/enterprise/
文章、動画、どういう部分にフォーカスするか、そもそもの戦略立案など総合的にMakuake側で制作するとのことです。

Indiegogoでは

一方でアメリカのクラウドファンディングサイトIndiegogoでも、企業向けのサービス Enterprize Crowdfunding が発表されています。2016年1月です。
Indiegogoでは以前から企業サポートに力を入れており、例えばハズブローとコラボして、ボードゲームのアイデアコンテストを開催していました。老舗ボードゲームメーカーです。
Hasbro-Indiegogo-Next-Great-Game
優勝賞金は120万円。モノポリーのハズブロがIndiegogoとコラボしてコンテスト開催
他には、FirstBuildによるIH家電もあります。FirstBuildはアメリカの大手電機メーカーGEが設立した団体(会社?)です。GEは航空機のエンジンから家電まで幅広く作っている会社です。
paragon.jpg
・Paragon IHクッキング
他にも、オランダの大手メーカーPHILIPSと提携したプロジェクトもあります。
20140707150029-Indie-product
飲み物に睡眠薬が入っているか判定する装置 pd.id
Kickstarterと差別化を図るためなのか、Indiegogoはこの方向に熱心なようです。

なぜクラウドファンディングなのか?

さらに去年、SONYというメーカー自らがクラウドファンディングサイトを立ち上げました。
https://first-flight.sony.com/
こうしてみると、日本、海外を問わず、企業がクラウドファンディングを使う機会が以前より増えてきたかと思います。増えたといっても、普通の販路に比べれば規模的には遙かに小さいです。しかし小さいながらも意味はあります。
新しいアイデアで製品を作っても、全然売れないと当然まずいです。しかしクラウドファンディングならば、一定金額まで集まらないと集金が行われません。
逆に言えば、アイデアがハズレであったとしても大きなダメージにはつながりにくいです。それどころか、一度プロジェクトが空振りし、そのあと立ち上げ直して成功した例すらあります。
クラウドファンディングで15億円を集めたクーラーボックス「Coolest」
つまり新しいアイデアの実験には向いている場所だと言えます。このあたりが既存の企業からみて、意味のあるのではないでしょうか。

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