オープンソースの放射線測定器をウラン付きで売る人が登場 APOC PRO(エイポックプロ)

技術

APOC PRO1
APOC PRO(エイポックプロ)は、放射線測定器です。従来の物と違って設計図が公開されている(オープンソースハードウェア)のが特徴です。
最近はオープンソースハードウェアが増えてきました。Arduinoという小型コンピューターがまさにそうです。ここにきて、放射線測定器というマニアックな装置までオープンにする人が現れたというわけです。

販売しているもの

デザインはきわめてシンプルです。まあ放射線測定器でスタイリッシュにされてもとまどいますがw
3Dプリンターで自前のケースを作るなんてのも面白いんじゃないでしょうか。初音ミク放射線測定器とかおもしろいかもしれませんね。
APOC PRO2
センサー単体も販売しています。これを使えば、自力で放射線測定ロボが作れてしまいますね。小型ヘリ(ドローン)に搭載して、空中から放射線測定なんてこともできます。実際、開発者達は気球に乗せて測定ということをしています。
個人で空中放射線測定が作れるというのはすごいことだなあと思います。
APOC PRO3
測定したデータがあっているかどうか確かめるために、ウランも販売しています。もちろん放射線量は小さいので近くにいただけでは危険ではありません(当然ですが、飲み込んだら非常に危険です)。臨界反応(連鎖核分裂)を起こしにくいように、ちゃんと円盤形になっています。
ウランに関しては、発送はアメリカのみです。航空便で送れないでしょうし、手荷物で運んだとしてもX線検査に100%引っかかるでしょう(笑)。下手したら警察が来るかもってレベルです。
APOC PRO4

仕様

APOC PRO5
・SDカードに測定データを記録してくれます。時系列で記録してくれます。
・放射線のうち、ガンマ線とX線を計測します。アルファ線とベータ線は測定できません。
計測はガンマ線とX線のみですが、実用的にはこの二つで十分です。市販品も、ベータ線を測るときはケースの一部を外さないといけなかったします。(ケースのプラスチックでベータ線が遮られるため)

測定方式

一般的な測定装置(市販品含む)はガイガーカウンターという方式を使っています。このAPOC PROは測定はガイガーカウンター方式ではありません。
ガイガーカウンターだと高電圧が必要になり、放電が起きやすくなります。気球や無人飛行機に搭載するときに不便です。
その代わりシンチレーター+フォトダイオードという構成を使っています。シンチレーターで放射線を光に変え、フォトダイオードで光を検出します。フォトダイオードはデジカメでも使っている部品です。

まとめ

お値段は$100+送料$10で、$110(約11,000円)です。
市販品がこのぐらいの値段で買えるのでわざわざこちらを買う必要もないと思いますが、物好きな人向けでしょうか。どういうわけか、すでに200万円ほど注文が集まっています。
2014/10/21まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/aerosplice/apoc-pro-radiation-detector

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