車のハンドルを握ったまま、音声とジェスチャーのみでメッセージのやり取りをするグッズ | Chris(クリス)

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Chris(クリス)は、車のハンドルを握ったままメッセージの返事をしたり、音楽をかけたりするためのグッズです。
開発元はドイツです。

使い方

Chrisは円形のデバイスです。
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吸盤を使って、車のフロントガラスに貼り付けます。
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車の運転を始め、「こんにちは、クリス」と話しかけました。
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すると「こんにちは。オフィスに行きますか?」と返答がありました。
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「そうだ」と答えると、Chrisから「24分かかります。」という返事が返ってきました。ここまで全部音声のみで操作している、というところが特徴です。
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今度は「ラジオをつけてくれ」とChrisに言います。
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すると「Kiss FMをかけます」と音声で答えが返ってきて、音楽がかかりました。
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しかしボリュームの調整はどうするのか・・? これも音声でできないことはないですが、「ちょっと上げて」「下げて」を繰り返し言うのは面倒です。
Chrisはジェスチャーにも対応しています。手を近づけたり遠ざけたりすることで、音量を調整できます。
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創業者のホルガー・ヴァイスさんによれば、現代はメッセージアプリなどのコミュニケーションが盛んである。しかし車を運転するときには集中が必要で、できるだけ気が散らないような操作が望ましい。
そこで作ったのが音声とジェスチャーのみで操作するChrisなんだ、とのことです。
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WhatsApp(メッセージアプリ)で、メッセージが届きました。Chrisから「サラ・ロッカからメッセージが来ました。読み上げますか?」と音声で尋ねられました。
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「今日、昼ご飯を食べに行かない?」と、メッセージの内容を音声で読み上げてくれました。運転中なので、文字より音声のほうが便利です。
返信として、Chrisにお店の名前を告げます。
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送っていいか確認されたので「はい」と答えると、メッセージアプリで待ち合わせの店の名前が送信されました。
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Chrisはスマートフォンを通じてインターネットに接続しています。交通渋滞があると、そのことを教えてくれます。
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迂回ルートも知ることができます。
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遅れそうなので、そのことを電話で伝えようとしています。「ピーターに電話をかけて」というと「連絡先リストにピーターは3人います。ピーターアブラハムですか?」と聞かれました。
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ジェスチャーで横スクロールします。
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目的のピーターメイヤーが表示できたので、あとは電話で伝えるだけです。
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電話を掛けたり、メッセージを送ったりというのは、もちろんスマホでできます。しかし運転中なので、全部音声とジェスチャーで行おう、というのがこのChrisの特徴です。
現状は英語とドイツ語にしか対応していません。しかしこういうものが、カーナビのように当たり前になる日が来るかもしれませんね。

まとめ

お値段は€179(約20,700円)です。現状は日本への発送は行っていません。
2017/5/3まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/germanautolabs/chris-your-digital-co-driver-with-artificial-intel

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