Sgnl(シグナル)は、指を耳に当てるだけで電話で会話できるというグッズです。
使い方
Sgnl(シグナル)は、腕時計用のベルトです。
手持ちの腕時計についているベルトを置き換えて使います。腕時計は特別な機能の無い普通のものでも使えますし、スマートウォッチでも構いません。ベルトを置き換えて腕に巻くことができれば、100円腕時計でも何でもよいです。
Sgnlをつけて自転車に乗っているとき、スマホに着信がありました。Sgnlが振動して着信があったことを教えてくれます。スマホはバッグの中に入れているので、いちいち取り出すのも面倒です。
そこでSgnlのボタンを押すと、スマホを取り出さずに電話を取ることができます。これだけなら通知とボタンだけで、たいしたことはありません。しかし・・
スマホを取り出さずに、指先を自分の耳に当てます。これだけで相手の声が聞こえて、電話で話すことができます。
もちろんイヤホンをつけているわけではありません。Sgnlを腕に巻いている以外、何も特別なものは何もつけていません。
実は腕時計のベルト部分(Sgnl)が振動し、手の骨から指先を通し音が伝わってきます。この仕組みによりイヤホンがなくても音を聴くことができます。マイクはSgnlに内蔵されているので、こちらの声も伝えることができます。
頭蓋骨を振動させる骨伝導イヤホンというのは既に存在します。しかしSgnlは、腕と指先を通して音を伝えます。開発元は指先伝導(fingertip conduction)と呼んでいます。
使い道は屋外だけではありません。例えば会議をしているときに電話がかかってきた・・
Sgnlを使えば他の人に聞かれることなく、通話相手の声を聞くことができます。周りに人がいても通話相手が言っていることは聞こえません。
ただ自分の声は当然ながら丸聞こえなので、あんまり意味は無いようにも思いますが・・。一方的に連絡を聞いて「わかった」とだけ答えるような場合だと、役立つかもしれません。「帰りにスーパーによってトイレットペーパー買ってきて」「ああ、わかった」とか。
あるいは、人混みでうるさい環境でも役立ちます。
骨を振動させて音を聞くので、周りの騒音に強くなっています。
Sgnlの内側には振動を発生させる装置がついており、腕の骨を通して振動を伝えます。人間の声の周波数だけを自動で増幅しているとのことです。
しかし本当に手の骨から音を伝えることができるのか・・? 開発元は実験動画を公開しています。白い大福餅みたいなのがセンサーです。ここにSgnlをつけた指を当てます。
すると大福センサーが音を拾い、音楽が流れてきました。会話するのには十分な音質です。
実験動画はこちら。最初はセンサー自体のテストをして、そのあと音楽を鳴らす実験が始まります。
腕時計のベルトは自分で交換可能です。多くの腕時計と互換性があるとのことです。実際時計売り場に行くと、ベルトだけ売っていますね。
スマホで時刻を見るから腕時計は使わない。そういう場合はSgnlだけを腕に巻くことで使うことができます。
まとめ
お値段は$109+送料$24で、$133(約13,700円)です。
2016/10/8まで支援受付中です。
コメント
backerNOが分かりません。どうしたら良いのでしょうか。
プロジェクト実行者からメッセージは来ていませんか? Kickstarter自体にはbacker noというのはないかと思いますが‥。