Kickstarterの掲載可能国にシンガポールと香港が追加

スポンサーリンク

flags.jpg
Kickstarterの掲載可能国にシンガポールと香港が追加されました。
・We’re now open to creators in Hong Kong & Singapore!
https://www.kickstarter.com/blog/were-now-open-to-creators-in-hong-kong-and-singapore
Kickstarterはどこの国からでもプロジェクトを掲載できるわけではありません。掲載要件として、担当者が特定の国の永住者である必要があります。従来はアメリカ、オーストラリア、フランス、ドイツなど、西ヨーロッパと北米が中心でした。
この要件に今回、香港とシンガポールが加わりました。今まで香港やシンガポールのプロジェクトがなかったわけではありません。
・香港のプロジェクト


・シンガポールのプロジェクト
様々な家電を、スマホ一台でコントロールできるリモコン装置 SmartEgg(スマートエッグ)
SmartEgg(スマートエッグ)は、スマホで様々な家電をコントロールできるリモコン装置です。開発者はシンガポール人です。使い方家電には、それぞれリモコンがついています。家電が増えるとリモコンも増えていきます。いちいちリモコンを持ち替...

これらのプロジェクトは、要件を満たすためにアメリカなどに担当者を置いていたものと思われます。今後はそういった必要なく、直接プロジェクトを掲載することができるようになります。
このKickstarterの制限のためか、Indiegogoには香港とシンガポールのプロジェクトが割と多くありました。今後はそういったプロジェクトもKickstarterに流れるかもしれません。

今後はどうなるのか?

前回の対象国拡大は、2015年6月のイタリアでした。今回はKickstarter初となるアジアです。
Kickstarter運営は法律面などのリスクに慎重なのか、拡大を急ぐ気は無いようです。利益を追求するわけではないと自ら宣言していることもあり、急ぐ必要も無いということでしょうか。
日本や韓国も運営の視野に入っていると思いますが、もっと先になるかもしれません。

コメント