水中呼吸用の人工エラ、4200万円集まっているけど本当に大丈夫か…?

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triton1.jpg
ボンベなしで水中で呼吸できるという人工エラのプロジェクトがIndiegogoに掲載されています。水中の酸素を取り出して呼吸するというものです。
・ボンベなしで水中で呼吸できる人工エラ。・・本当か? TRITON(トライトン)


https://www.indiegogo.com/projects/world-s-first-artificial-gills-oxygen-respirator–2#/story
これを書いている時点で、約4200万円のお金が集まっています。しかしながら、非常に先行きが不安であると筆者は思います。
前回書いたとおり、このプロジェクトはかなり不審な点が多いです。
・大量の空気を作り出しているが、その割にはサイズが小さすぎる
・タンクと圧縮機(コンプレッサー)を積んでいると書いているが、本体中心部に詰め込めるとは思えない
さらに言えば、次の問題もあります。
・そもそも人工エラなんて作れるのだろうか?
・呼吸には酸素だけでなく窒素も必要だが、どうやって適切なバランスで取り出しているのか
Wikipedia 酸素中毒

デモ動画

当然ながら変だと思っている人はたくさんいて、プロジェクトのページにコメントが寄せられています
これに答える形で、プロジェクト側から実演動画が提示されました。


ただこの動画、背景がよく見えないんですよね。水の中だから仕方ないのですが、それだったらプールに入る段階から写してほしいです。これではノーカット動画とは言えないです。もう一つの動画も途中の場面から写っています。
triton1.jpg
個人的には、この動画を見ても、まだ人工エラを作れたとは信じがたいです。もしかしたら本当にできているのかもしれませんが・・。
これがスマホケースや旅行バッグなら、そこまで疑う必要は無いと思います。しかしあまりにも難易度が高い内容なので、にわかには信じがたいという感じです。

液化酸素・・?

4月13日、さらに追加情報がプロジェクトのページに公開されました。

We have finally the pricing for the liquid oxygen canisters.
The price will be $17.99 per unit.
ついに液化酸素タンクの価格が決定しました。ひとつ$17.99です。

プロジェクトのページには、水中から人工エラで酸素を取り出している、と書いてあったのですが・・。液化酸素をつかっているとしたら、それは人工エラではないですよね。説明がむちゃくちゃだと思います。

Indiegogoのポリシー

Indiegogoのポリシーはかなりゆるいので、これだけ不審な点があってもまだプロジェクトは止められていません。しかしこれがKickstarterだったら、運営から止められているのではないかと思います。
自由度の高いIndiegogoと、きっちりしているけど不透明な部分もあるKickstarter、どちらのサイトがいいかというのは一概には言えないと思います。Kickstarter運営に怒りを感じているプロジェクト実行者も多いと思います。
ただ支援者のお金を守る、という点ではKickstarterに分があると思います。
 

コメント

  1. 匿名 より:

    わずかでも人工エラで酸素をつくっていれば
    メインはタンクからでの供給でもセーフとかいう主張で行く気か?
    あまりにも荒唐無稽すぎる。