Pi-Botは、Arduino(アルドゥイーノ)をベースにしたロボット組み立てキットです。ロボットのプログラミングをしてみたいという用途に最適です。
Arduinoベースのロボットは既にありますが、複雑すぎるか簡単すぎるかの両極端で、しかもソースの公開されていないコンポーネントが使われている。そこで起案者のMelissa Jawaharlalさんは新たにロボットのキットを作って手軽に使えるようにしたかったとのことです。
Arduinoとは、小型のコンピューターです。ホビー用として有名です。なお、Raspberry Piとは関係なく、使用しているのはArduinoです。
Pi-Botの特徴は次のようなものです。
・モジュール型のプラットフォームになっており、センサーを取り替えられる
・Arduino標準のC言語でプログラミングできる
・軽くて強度のあるシャーシ
・差し込み型の電池パック
・安価
センサーは半田付けなしで取り替え可能です。
デフォルトでは、地面の線に沿って動くセンサーと、超音波距離センサーがついています。これだけでもかなりいろいろできそうで、おもしろいですね。
線の上をとるセンサーというのはすぐに試せていいと思います。ビニールテープで道を作るだけでも動くのでしょうか? それなら非常に楽ですね。
開発する上で、シャーシが結構苦労されたとのことです。開発者は、いろいろな形と大きさで試して、何度もレーザーカッターで切りました。
単に小さくするだけでなくて、軽くしてなおかつ強度を持たせるという点が難しいのだと思います。最初は正方形のような形状でしたが、試行錯誤のすえ、π型になりました。
キット内容
- アクリルシャーシ
- Arduino互換のコンピューター(STEMボード)
- USBケーブル
- モーター制御装置
- ギアボックス
- ホイール
- ボールベアリング
- 超音波距離センサー
- 線追跡センサー
- ブレッドボード
- LEDと抵抗
- 線とジャンパー
- 電源スイッチ
- マウント用金具
- 電池ホルダー
- スペーサーと留め金
- 説明書
半田付けは不要です。
目標額
目標額7万ドルに対して、6000ドル集まっています。残り57日あります。 75ドルの支援でキットがもらえます。 興味のある方はKickstarterのサイトへどうぞ! https://www.kickstarter.com/projects/1158090852/pi-bot-the-next-great-tool-in-robotics-learning-pl
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