PiConsole(パイコンソール)はRaspberry Pi(ラズベリーパイ)のコンソール画面を、PCやスマホから見るためのオプションボードです。Raspberry Piに取り付けて使います。
なぜPiConsoleが要るのか?
Raspberry Piはクレジットカードぐらいの大きさの、小型のコンピューターです。HDMIのコネクタがついており、モニターがつなげるようになっています。
Raspberry Piは、屋外で使うことがあります。たとえばスプリンクラーの制御です。こういう場合にHDMIでモニターをつなげるのは面倒です。PiConsole(パイコンソール)があれば、ノーパソやスマホからRaspberry Piのコンソール画面を見ることができます。
もちろんネットワークがつながっていればsshで管理できます。しかし何かトラブルがあったときは直接コンソールを見たい、という場合があります。(ネットワーク自体がうまく動かないなど)
モデル
PiConsole(パイコンソール)には、3種類のモデルがあります。
PiConsole-USB
USB接続でRaspberry Piにつなぎます。Windows、Mac、Linuxからシリアルコンソールとして接続できます。
Raspberry Piに対して電源を供給する機能もあり、これをつないでいる間にRaspberry Piの電池や電源を取り替えることかできます。
PiConsole-BT
USBまたはBluetoothで接続するモデルです。両方使えます。Bluetoothは2.1です。
PiConsole-BTi
Bluetooth Low Energy(低電力版)です。こちらもUSBつきです。
どのモデルも、Raspberry PiのTxとRxピンを使用しています。その他のピンはPiConsoleを刺していても使えます。
アプリ
iOSとAndroid用に専用アプリがあります。ソフトウェアキーボードでコンソールを使えます。
タブレットはいいですが、スマホだとさすがにきつそうですね。lsと打つだけでも結構間違えそうです。
こちらはタブレットで表示しているところ。
一番安いUSBのみのモデルは$12(約1200円)です。(日本への発送は+$5)
2014/7/2まで注文受付中です。目標額には既に到達しています。
https://www.kickstarter.com/projects/1842571016/piconsole-anywhere-console-for-raspberry-pi
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