海に漂うプラスチックゴミ。きりがないので自動で片付けようというプロジェクト Seabin(シー・ビン)

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Seabin(シー・ビン)は、海に浮かぶプラスチックのゴミを自動で片付けるための装置です。
bin=ゴミ箱、つまりSeabinは海のゴミ箱という名前です。

内容

Seabinの開発者はオーストラリア人です。幼い頃から海と共に過ごしてきました。
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しかし海で過ごしていて、プラスチックのゴミに遭遇することは気分が最悪だと言います。ヨットで遭遇したり・・
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サーフィンで遭遇したり。
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もちろんこういう状況がただ放置されているわけではありません。埠頭の清掃担当はがんばって仕事をしており、グレートジョブをしているよ、と開発者は言います。しかし作業量には限界があり、追いついていないのが現状です。
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人手で限界があるなら自動化しようじゃないか。そうして作られたのがSeabin(海のゴミ箱)です。
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この手に持っているゴミ箱みたいに見えるのが、Seabinです。
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仕組みは単純です。ゴミ箱の底から、ポンプで海水を吸い上げます。すると間に挟んであるフィルターがゴミを拾います。掃除機と同じですね。
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浮遊物がどんどん吸い寄せられていきます。
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ゴミが溜まったら、フィルター部分を引き上げて捨てるだけです。フィルターは植物繊維製です。
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単純ですが、なかなか効果的ではないでしょうか。現在約1800万円Indiegogoで集まっています。
ポンプ部分も太陽光発電で動いたらもっとクリーンだったと思いますが、海の場合は塩分によって太陽光パネルが痛んでしまうかもしれません。プール向けだと、太陽光発電で自動的にゴミを回収するロボットがありました。
お掃除ロボがプールにも登場。太陽光駆動で勝手にキレイに Solar-Breeze(ソーラーブリーズ)

まとめ

支援したことの証明書が、$25+送料$3で、$28(約3,300円)です。証明書以外にTシャツもあります。
Seabinそのものを提供していないのは、個人で持っていても意味がないためです。
2016/1/8まで支援受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/cleaning-the-oceans-one-marina-at-a-time#/story

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