Pico(ピコ)は、家庭で手軽に地ビールを造るグッズです。「自」ビールというところでしょうか。
なかなか好評で、現在約1億4千万円集まっています。
なぜビールなのか?
友達と集まって飲むとき、自分で造ったビールを飲めたら楽しいんじゃないでしょうか?
いろいろな味でビールを造って飲み分けるのもおもしろいかもしれません。
そこで生まれたのがPicoです。誰でも手軽にビールを造れるようにしよう、というのがコンセプトです。
この背景には、アメリカではビールの個人生産が少量に限れば認められていることがあります。自分でビールを作ることがちょっと流行っています。日本の現行法では一律禁止ですが・・。
Picoの開発元は、2013年にもKickstarterでビール作成マシンを掲載していました。これが好評だったため、今回新たに改良版を作ることになりました。より小型化され、手間も減っています。
デザインもコーヒーメーカーみたいにおしゃれになっています。
使い方
Picoを使うには、まず原料パックを用意します。コーヒーメーカーで言えば、豆の部分にあたります。
このパックはPicoの開発元が販売しており、いろいろな味が用意されています。
中にはビールの原料となる、麦芽(発芽した大麦の種)とホップ(苦みの元)が入っています。
原料を容器に移し替えてPicoにセットします。さらに水を加えます。
本体の操作パネルで味付けを調整します。苦みなどが調整できるようになっています。
そしてスイッチオン。
後は2時間放置します。これで仕込み完了です。できあがったビールの元は右側のステンレスタンクに移っています。
タンクには冷やさないように毛布(コージー)を巻いてあります。紅茶ポットで使うティーコージーみたいです。
仕込みが終わった原料に、ビール酵母を混ぜます。これも原料パックについてきています。ビール酵母は簡単に言えばカビの仲間で、原料の麦をアルコールと炭酸ガスに変えてくれます。
1週間ほど放置すると、ビール酵母ががんばって働いてアルコールを作ってくれます。醸造と呼ばれる過程です。
できあがったビールを保存用のタンクに移し替えます。
後は冷蔵庫で冷やせばおいしく飲めます。
あとは乾杯して思う存分飲むだけです。
原料パック(PicoPak)は多数用意されています。難しいことを考えずにいろんな味を楽しめるところがよさそうです。
タンクの移し替えがあるので完全にワンタッチとはいかないですが、手軽な部類に入るんじゃないでしょうか。
まとめ
お値段は$559+送料$299で、$788(約96,400円)です。
2015/12/1まで注文受付中です。
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