Dartは、非常に小型で、ものすごく軽いノートパソコン用の電源アダプタ(ACアダプタ)です。
言ってみればただそれだけで、特別な機能はありません。しかし60gという軽さは非常に魅力的です。60gというとダイレクトメールぐらいの重さです。普通のACアダプタをDartに変えれば荷物が軽くなることは間違いありません。また非常に小さいのでバッグの中が楽になります。
見た目もスタイリッシュなところもよいのではないでしょか。
仕様
・体積: 6 立方センチメートル (立方体に換算すると、1.8cm x 1.8cm x 1.8cm ぐらい)
・重さ: 60g
・色: 6色
・入力電源: 90V – 265V, 50/60Hz
・出力コネクタ: USBポートと、ノートPCを充電できる電源コネクタ
・出力電力: 18 – 21V かつ 65W
日本の電源コンセントは100Vなので、Dardは使えます。コンセントの形状も日本とアメリカは同じなのでそのまま使えます。ヨーロッパやアジアは形状が違うので変換コネクタが必要です。
注意が必要なのは、出力電力です。65Wまでという制限があるため、何でも使えるわけではありません。ノートパソコンの電圧と電流を掛け算して、その結果が65以下ならば使うことができます。
たとえばMacBook Proの15インチと17インチ、MacBook ProのRetina版15インチは65Wを超えているので、Dartは使えません。
電圧
また、電圧にも注意が必要です。Microsoft Surfaceは12Vを必要としますが、Dartは18Vから21Vです。このためにSurfaceではDartが使えません。
機種名が載っている互換性リストはこちらにあります。
http://finsix.com/assets/files/dart/Compatibility_V4.pdf
MacBook用コネクタ
MacBookの電源コネクタは特殊な形状をしています。このためDartの出力部分にMacBook用アダプタを取り付けて使う必要があります。このためにMacBookで使えるDartは値段がかなり高くなっています。
値段
一般のノートパソコン用+送料: $105 (約1万1000円)
MacBook用+送料: $184 (約1万9000円)
MacBook用は前述の理由により高いです。
筆者もDartをひとつ買おうと思ったのですが、MacBook用が高いので諦めました・・。
目標額20万ドルに対して、36万ドル(約3600万円)集まっています。
Kickstarterで出資受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/215201435/dart-the-worlds-smallest-laptop-adapter
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