Retouch3D(リタッチ3D)は、3Dプリンタで出力した物体を修正するコテです。
熱でわずかに溶かして表面をなめらかに修正することができます。
使い方
3Dプリンタで出力した物体、方式や機種にもよりますが、FDM方式だとかなりギザギザが目立ちます(特に垂直方向)。
印刷用の仮支柱を削り取っています。
さらにヤスリがけして仕上げ。なかなか大変です。
その作業を楽にしようというのが、このRetouch3D(リタッチ3D)です。先端が熱くなり、物体をわずかに溶かして修正することができます。
余分なひだの部分を外したり。
もっと厚みのある部分(支柱)も削り取れます。
電動のこぎりでも切ることはできますが、細かい切り取りが難しいです。
先端は取り替えて使えるようになっており、どう加工するかによって選べます。ものすごく歯医者っぽいです。
例えばこちらの耳かきのような丸い先端は、曲面を作るのに最適です。
顔のような曲面の部分でも、積層によるギザギザを周りに延ばして目立たなくできます。ただ削る場合と違って、多少デコボコは残ります。この辺は職人芸が要求されそうです。
がんばってコテで修正している場面。
できあがりがこちら。左が修正前、右が修正後です。バリなどがきれいに除去されています。ただ手間もそれなりにかかっているとは思います。
素材はPLA、ABS、光硬化樹脂に対応しています。ABSの場合は溶けると有害な気体が出るので、使用時に換気必須だと思います。
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MagicBoxは、3Dプリンタで出力した物体を、丸ごとサウナに入れて表面を少し溶かします。するとツルツルになるというわけです。
細かい修正は全くできませんが、放り込むだけでよいというメリットがあります。
まとめ
お値段は、送料別で$149(約17,800円)です。送料は未定です。
2015/5/4まで注文受付中です。
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