香港のデモを記憶するために作られたブロックフィギュア、その名も「積木革命」

積木革命は、香港のデモを記憶するために作られたブロック風フィギュアです。

使い方

このフィギュアの作者はアンクル・プラスチックさんなる方です。プロジェクトの説明動画では覆面、音声変調の上でしゃべっています。
アンクル・プラスチックさんは広告業界で働いていて、レゴブロックの愛好家であると語っています。以前にもデモを伝えるフィギュアを作った人がいましたが、今回の人とは別人です。

2019年香港民主化デモを記憶に残すために、レゴブロック風のこのフィギュアを作ったとのことです。

フィギュアは7種類あります。

前線勇武、これは最前線で講義をしている人たちのフィギュアです。ヘルメット、傘、ゴーグルにガスマスクといういで立ちです。

前線記者、こちらはさきほどと近いですが、手に持っているのがカメラに替わっています。デモを撮影して伝える人という意味のようです。

前線醫護(前線医療)、こちらはデモをしている人の救護をするデモ参加者を表しています。

こちらは獅鳥、名前の通り獅子のような鳥です。抗議のマスコットとのことです。

デモ参加者の立場から見た場合は敵となるフィギュアも製作されています。モデルになっているのは林奠行政長官です。英語のキャプションはcarefree lamとなっています。のんきな林(香港のつづりではlam)さん、という意味です。

黒警犬、こちらは犬と警察を合体させたようなフィギュアです。

速龍犬、こちらは警察のデモ鎮圧用に編成された特殊部隊の隊員と犬をかけあわせたデザインになっています。

前に別の人が作ったフィギュアとはかなりテイストが違いますね。ヘルメットなどの持ち物は同じですが、今回はレゴ風になっていて違うかわいらしさがあります。
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