Arrim ONE(アリムワン)はスマホを使ったメジャーです。天井や窓、手の届かない場所も計測できます。
使い方
昔ながらのテープメジャー・・。
壊れにくく、応用が利くので便利です。ただし測りたい場所によっては不便な場合もあります。テープ部分をピンと張らなければサイズが不正確になってしまいます。
一方でレーザー距離計ならばテープのたるみなどはありません。簡単かつ正確に長さを測れます。
ただし壁のような、何らかの跳ね返るものが必要です。跳ね返るものがない、もしくは設置できない場合は使えません。
そこで作られたのが、Arrim ONE(アリムワン)です。
Arrim ONEはスマホに取り付けて、専用アプリとセットで使います。
例えば直線の長さを測りたい場合、画面中心のカーソルを測りたい場所の始点に持っていきます。ここでボタンを押し、始点を記録します。
その場で自分の向きを変えて、もう一つの端に画面中心を持っていきます。ここでボタンを押します。
すると先ほど記録した2点間の長さが測れます。
天井のように手の届かない場所でも、脚立なしで測れてしまうというわけです。もちろん手の届く場所でも測れます。
円形で測りたい場合は、測りたい場所を何点か指定します。すると直径、半径、円周の長さを測ってくれます。
角度計測機能もあります。この場合は3点指定します。
さらに指定した間を均等に分割する機能もあります。下の画像の場合、左端と右端のみ指定しました。3分割することできれいに3つに分けられる位置がわかりました。
そしてガイドに合わせて絵やカレンダー、ポスターなどを設置すれば、きれいに位置を調整できます。
窓などの測りにくい場所をまとめてはかったり・・
円形なども測れるというのがArrim ONEです。
Arrim ONEはレーザーを照射して、その反射(したときの位相差)を検出することで測定しています。レーザー距離計と違うのは、測りたい場所ににまで装置を持っていかなくてよいという点です。
精度に関してはどうなのか? 開発元による評価では、室内における20m以内の測定ならば誤差はプラスマイナス1.5mmであるとしています。ただし測定にレーザーを使っている都合上、屋外のように強い太陽光が入る場合は誤差が拡大する可能性もあります。
気になるのは、スマホを持っているときの手ブレです。レーザー測定自体は正確であっても、スマホの位置が動いてしまっては測定結果もずれてしまいます。
この点に関してはカメラ画像から位置合わせして、位置ずれを補正しているようです。空間座標を決めて、その中で現在のカメラ位置や計測点を決める。仮想3D座標系と開発元は言っています。この辺も「AR計測デバイス」と名乗っているゆえんでしょうか。
まとめ
お値段は現状残っているリワードでは、Android版が$79(約8,700円)、iPhone版が$89(約9,800円)です。
送料無料です。
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