DAN A4-SFX v2は、PC用のケースです。対応マザーボードはMini-ITXです。
マニアックな製品にもかかわらず、開始2日で5千万円に到達しました。開発元はドイツです。
使い方
DAN A4-SFX v2は、小型のPCケースです。
しかし小型でありつつも、フルサイズのビデオカードを搭載できる、というところが特徴です。
置き場所をなるべく使いたくないが、それでいて重いPCゲームを遊びたい。あるいはVRなど、GPUを酷使する用途を想定しています。
大きさだけでいうなら、IntelのNUCはとても小さいです。NUCは10.6cm x 10.6cmです。しかしGPUはCPUの内蔵のものになり、フルサイズのビデオカードは積むことができません。
http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/boards-kits/nuc.html
画像出典: Wikipedia
大きさは、縦31cm x 横20cm x 高さ 11cmです。A4用紙が21cm x 29cmなので、ほぼA4と言える大きさです。これだけの大きさに詰め込むために、DAN A4-SFXでは工夫がなされています。
通常ならばビデオカードは、マザーボードに対して縦に差し込みます。しかしこの構造を撮ると、どうしても場所をとってしまいます。
画像出典: Flickr
そこでDAN A4-SFXは、マザーボードと平行にビデオカードが配置できるようになっています。下の画像で左側の赤枠がマザーボードの位置です(Mini-ITX)。
一方でビデオカードは、マザーボードの裏側に横置きされています。下の画像で右側の赤枠です。
この変則的な配置を実現するために、PCI Expressのコネクタにケーブルをつないで延長し、ビデオカードのコネクタまで接続しています。
外装はアルミニウム、色は黒と白があります。
オプションで、透明になっているアクリル製の側板もあります。
対応電源はSFX、またはSFX-Lです。HDD/SSDスロットは2.5インチです。小型化しているがゆえに、CPUファンの大きさなどに制約があります。https://dan-cases.com/dana4_spec.html
まとめ
お値段は€230+送料€21で、€251(約30,900円)です。
2017/6/28まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/33753221/dan-cases-a4-sfx-v2-an-ultra-compact-sff-case
コメント