Pong Projectは、最初期のテレビゲームPONGを、画面なしで遊ぶという謎のグッズです。テレビの中から出てきた、とでもいうべきでしょうか。
使い方
ATARIのPONG(ポン)というゲームがあります。テレビゲームの最初期に登場したもので、パドルでボールを打ち返すだけという、ごく単純なゲームです。スマホはもちろん、ゲーム機もない時代だったので、大変画期的でした。
そのPONGが・・・
実物のキューブが動き、実物のパドルを動かして打ち返すゲームとしてよみがえりました。
本来はテレビ画面の中でのみ動いていたものが、テレビの外に出てきた(?)とでもいう感じです。一応、エレメカという区分になると思います。
斜めから見るとわかりやすいのですが、液晶画面に表示されているのではなく、ガラス板の下に白いキューブとバーが埋め込まれています。これがグリグリ動きます。
下の動画では、4:07当たりで実際に動かしています。
テーブルの下には磁石が入っていて、この磁石でキューブとバーを動かしています。
キューブを動かすためにアームが2本入っています。これがテーブルの下で動くという仕組みです。
操作はボタンとダイヤルで行います。ダイヤルにはもろにATARIのロゴが入っていますが・・
それもそのはず、オリジナルのPONG開発元である、ATARIの公式ライセンス品です。
$5000のコースだと、ATARIの伝説的な創業者ブッシュネルのサイン入りです。日本でいえば、任天堂の山内溥みたいな感じでしょうか。
キューブが物理的に動くゲームですが、中身はコンピューター制御です。ちゃんと点数も数えてくれます。
なかなか豪華な仕様で、テーブルとセットになっています。なぜかスマホ等を充電するUSBポートまでついています。Bluetoothスピーカー機能もあり、好きな音楽を鳴らしながらゲームができます。
本来は画面の中で動いていたものを、わざわざ実物のキューブが動く・・別にそんなことをする必要はないのですが、ある種のユーモアですね。
まとめ
お値段は$900(約101,900円)です。送料は別ですが、かさばるもののため日本への送料は高額になると思います。
2017/4/13まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1461917284/play-atari-pong-in-your-coffee-table/description
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