PACE(ペース)は、燃費といった車の情報をスマホで見て記録することができるグッズです。
説明文はドイツ語のみ
PACEの開発元はドイツです。珍しいことに、Kickstarterのプロジェクトでもドイツ語のみで書いてあります。英語という決まりはないので問題ないのですが、お金の集まりやすさから他の言葉が使われることは少ないです。(特に技術系のプロジェクトでは)
にも関わらず、1600万円集まっています。ドイツには独自のクラウドファンディングはありますが、それでもKickstarterが注目されている、ということだと思います。
使い方
こちらがPACEです。これを車に取り付けて使います。
自動車にはOBD IIという、故障分析用のコネクタがついています。このコネクタにPACEをつけます。日本でもOBD IIは義務化されており、最近の車には全部ついています。
車に取り付けたPACEからスマートフォンに情報が送られ、さらにスマホを通してサーバー上にデータが送信されます。
PACEを取り付けると、スマホから車の状態をいろいろ見ることができるようになります。まず現在の燃費をリアルタイムで見ることができます。燃費のいい走りをしていると、顔マークが笑顔になります。
リアルタイムで燃費を見ることができるのは、エンジンから情報を拾っているからこそです。
最安のガソリンスタンドを検索して、地図で教えてくれます。もっとも、これはスマホだけでもできますが・・。
車のパネルに表示されたガソリン栓マーク。しかし原因は・・?
PACEをつないでいると、スマホの画面に原因が表示されます。
「タンクの蓋をいったん開けてから閉めてください。エラーを消してください」
OBDはもともと故障分析用のコネクタなので、こういうことができるのもうなづけます。
蓋を開け閉めして問題を解決しました。
車が事故に遭った場合、自動で通報する機能もついています。もちろんスマホもろとも壊れていない場合ですが・・。スマホの画面でカウントダウンをした後に通報されます。
駐車場が広いと、どこに自分の車を止めたかわからなくなることもあります。PACEをつけていると、スマホから車の止めた位置を調べることができます。
運転の記録をとる機能もついています。左側のボタンで公開、右側のPrivatボタンを押すと自分だけ見ることができます。
制作中のアプリの画面。運転の記録が距離、時間と共に記録されています。スマホのみの場合と違って、燃費などの細かい情報をを残すことができる、というところが特徴です。
まとめ
お値段は€89(約11,300円)です。日本への発送は現在行っていません。
2016/4/10まで注文受付中です。
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