World Metro Map(ワールド・メトロマップ)は、世界「地下鉄」地図です。本来は全然つながっていない世界中の路線をつなげたらどうなるか、という想像上のものです。
地下鉄路線の複雑な形状が、デザインとしておもしろいんじゃないか…? そんなところに着目した作品です。
内容
地下鉄は世界中にあります。もしこれらの路線がつながっていたら、どうなるか・・・? 1959年にオランダ人の芸術家がそんなことを考えました。
制限無く自由に移動できる「境界のない街」になるのではないか。
作者のConstant Nieuwenhuysは、それをニューバビロンと呼びました。
今回のWorld Metro Mapは、そのアイデアを発展させたものです。デジタルデータとし、統一感のある方法で世界中の路線が描かれています。
世界中というからには、もちろん日本も入っています。東京、大阪、名古屋などなど・・。
東京のところを見ると、上野、水道橋、麹町、神楽坂、などの駅名が入っています。その一方で、エルクナー、フリードリッヒシャーゲンといったベルリン付近の駅名も入っています。(正確には地上の駅ですが・・)
それぞれの路線の形は実際のものに基づいています。しかし本来関係ない場所にある路線が、あたかも乗り換えできるかのように描かれています。
合計214の都市、791の路線、11,924の駅が描き込まれています。
地下鉄の駅はほぼ全て収録したとのことです。ほぼ全てと言っても、日本だけ見てもやたらめったらあるが、本当だろうかという感じもします。
都市名のリストが載っていますが、それを見ると
福岡、広島、川崎、北区(Kitaku)、北九州、京都、名古屋、那覇、大阪、札幌、仙台、東京、横浜、神戸
と確かにずらずらと載っています。
沖縄まで入っているんですね。海を隔てているわけですが、そこは妄想の地図なので、全部つながっちゃってます。Kitakuというのはどこのことか謎です。これは都市名じゃなくて区名だと思いますが・・。
大きさは、紙に印刷された101cm x 76cm版と・・
152cm x 114cmのものがあります。なおデジタルデータはオープンデータとして公開するとのことです。
デススター2の設計図を描いたフランス人も地下鉄にインスパイアされた、と言っていました。まるで蟻の巣のように、自然に発生した複雑な形状に魅力があるのかもしれません。
まとめ
お値段は$29+送料$24で、$53(約6,200円)です。
大きさ101.6cm x 76.2cmのワールドメトロマップです。
2016/2/11まで注文受付中です。
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