転倒時の衝撃緩和、自転車でもエアバッグを実現するサイクリングジャケット CIRRUS(サーラス)

スポンサーリンク

皆さんは自転車での走行中に事故に遭ったり、危険を感じたりしたことはないでしょうか。

自転車は事故の際に車よりも体を守ってくれるものが少ないので重傷を負う可能性が高く、危険です。

今回紹介するCIRRUS(サーラス)は、事故に遭った瞬間にエアバッグが開くサイクリングジャケットです。
落下や衝突によるサイクリストへの衝撃をやわらげることで、不意の事故から体を守ります。

CIRRUSのエアバッグは、サイクリング中に事故が起きたことを自動的に検出します。
検出からわずか0.08秒で作動するので、体に衝撃を受けるより前にエアバッグが開きます。

事故や転倒はサイクリストが気づく間もなく発生する場合も多いため、CIRRUSは自動的に作動するように設計されています。

エアバッグは主に首、背中、腹部、胸部の4カ所を保護します。

自転車側とジャケット側にひとつずつセンサーを装着することで、動きを感知する仕組みです。

自転車での事故や転倒を特定するための特別なアルゴリズムを採用しているので、誤作動を起こしにくいです。
例えば、鍵を拾うために前かがみの姿勢になったとしても、エアバッグは作動しません。

スイッチのオンとオフはボタンひとつで切り替えられます。
ジャケットの内側にあるボタンを3回押すと、オンになって緑色のライトが点灯します。
オンの状態でボタンを3回押すとスイッチがオフになります。

CIRRUSはバッテリーで稼働します。
30秒間動きがなければ、節電のために自動的にスタンバイモードに移行します。
少しでも自転車やジャケットを動かした場合は再び自動的にスイッチがオンになります。

バッテリー残量が2時間分まで減るとライトがオレンジ色に変わります。
CIRRUSが正常に動作していない場合や、バッテリーが不足した場合は、ライトが赤色に変わってビープ音が鳴るので、エアバッグの動作不良を未然に防げます。

バッテリーを充電する時はジャケットの内側からセンサーを取り出します。
3時間の充電で約25時間稼働します。

CIRRUSのエアバッグは再利用可能です。
エアバッグが開いてから10分程度経つと自然に収縮します。
使用済みのガスカートリッジは交換する必要がありますが、ジャケット内側のジッパーから簡単に交換できます。

ジャケットの各サイズの寸法は以下の通りです。

まとめ

体の中でも首や胸などの急所を中心に守ってくれる設計なので安心感がありますね。
事故を検知するアルゴリズムは自転車のためだけに設計されているので、誤動作で困る心配はなさそうです。

お値段はCIRRUS(サーラス)€511+送料€25で、合計€536(約71,000円)です。

2021/7/7まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/urbancircus/cirrus-bicycle-airbag-jacket

コメント