PIXELは、ドット表示する発光ダイオード(LED)のカラーディスプレイです。
1年半前、開発者のAl Linkeさんはスマホアプリから表示内容を変えられる、LEDのカラーディスプレイを作るのはどうだろうか、と考えていました。友達のYtai Ben-Tsviが手伝ってくれることになり、ハードウェアとソフトウェアを開発しました。
次に試みたことは、この作ったPIXELに表示する画像のコンテストでした。考えたすえ、ドット表示の風景が最適だろうという結論になりました。
ドットアート
以下はpixeljoint.comからの引用です。
「ドットアートは、正確性や細かいコントロールに焦点を当てている他のデジタルアートとは異なります。ドットアートのアーティストは1ドットレベルでどういう画像を作るのかを考える必要があります。1ドットレベルでどこに何を置くのかをよく考える必要があります。練り込まれて作ったドットアートでは、ほんのわずかなピクセルの違いが大きな画面効果をあたえます。」
開発者のAl Linkeさんはドットアートのコミュニティに連絡を取り、PIXELプロジェクトとコラボしてくれるひとを見つけました。ドットアート表示目的に、LEDだけで作られたこのディスプレイが気に入ってもらえたようでした。
最終的に10人のドットアーティストとコラボすることになりました。150のドットアートが集まりました。わずか32×32のキャンバスで描かれる絵とアニメーションで、これだけの表現力があるのかと驚きました。
V2
このPIXELプロジェクトは2013年のKickstarterで既に資金集めに成功しました。
今回は、前にはなかった多くの機能を盛り込んだV2を作ろうとしています。V1で寄せられた要望などを盛り込んでいます。
対応OS
PIXELを制御するアプリは無料でダウンロードできます。
Windows、Mac、Android、Raspberry Piです。現状iOS用のアプリはありませんが、PIXELにRaspberry PI(クレジットカードサイズのコンピューター)を取り付けて、ブラウザから制御することはできます。要望が多ければiOSアプリもありうるとのとこです。
ピクセルアート(ドットアート)は独特の味わいがありますね。単に懐かしいというだけでなく、少ないピクセルでこんな画像が作れるんだ、という驚きもあります。
2014/2/3時点で、目標額の1万ドルに対してすでに1万5千ドル集めています。
220ドル支援すると組み立てキットがもらえます。(日本への送料は別です)
PIXELが欲しい方はKickstarterへどうぞ!
https://www.kickstarter.com/projects/996412530/pixel-led-art
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