チェスを簡単にしてマップをランダムにしたゲーム、その名もLess(レス)

Less(レス)は、チェスのように、駒を動かしていく系統のボードゲームです。
しかし駒は1種類しかありません。製作者はこのゲームをLess(少ない)と名付けています。「少ない」という名前の通り、ルールは非常にシンプルで簡単なところが特徴です。
開発元はスロベニア(東ヨーロッパ)です。

遊び方

現代の生活はとても忙しいです。しかし移動の合間にでもちょっとした余興はどうでしょうか?

そこでスーツ姿の男性がおもむろに取り出したのがLess。ボードはなく、駒とカードだけで遊べるため手軽に持ち運べます。

カードを並べて地形を作ります。配置はランダムです。そのため毎回違うゲームになることがこのゲームの特徴の一つです。配置の善し悪しで有利不利がありますが、逆に言えば実力差があっても運があれば勝てることがあることもあります。

後は駒を置けばこれで準備完了です。

ルールは非常に簡単です。自分の駒を上下左右に動かして、先に相手のスタート地点に到達すれば勝ちです。
自分のターンになると3回駒を動かせます。地形タイルには壁があり(青色の部分)、壁を超えるには移動2回分が必要です。

自分や相手の駒を飛び越える場合は移動1回分と数えます。これをうまく活用すると、それだけ早くゴールにたどり着けます。ルールはこれでほぼ全部です。

コンパクトで簡単にできるため、通勤にも持って行けますよ、とのこと。ビジネススーツでプレイしている光景はちょっとシュールですね・・。見知らぬ人とでも手軽に遊べます。

友達と集まったときにも、手軽に遊べるので便利です。二人プレイだけでなく、タイルの枚数を増やして四人プレイもできます。その場合、2対2のチーム戦になります。

リア充な場面で息抜きとしても役立ちます。会話の材料としてどうですか?と開発者は述べています。

ボードゲームのガイスターに近いでしょうか。ルールが簡単なので親子で遊ぶのにもよさそうですね。