IRpair & Phantomは、赤外線カメラや顔認識からプライバシーを守るサングラス(メガネ)です。個人特定が不可能になります。
使い方
近年、犯罪防止などさまざまな理由から監視カメラが街中で使われています。一見何もないように見える街中でも…
カメラが設置されているかもしれません。
映像を記録するだけならともかく、顔認識で個人まで特定されてしまうと問題があるでしょう。誰がいつどこを通ったかわかれば、生活の詳細までわかってしまいます。
そこをなんとかしよう、といのうがこのIRpairとPhantomメガネです。奥から手前に歩いてきた人物はIRpairサングラスをつけていますが、顔認識に失敗してしまっています。
IRpairメガネは目に見える光(可視光)は通すが、赤外線は通さない、というものです。下の写真で、向かって左側のレンズから人物が見えています。可視光が通っています。
ところが赤外線カメラで見ると、向かって左側のレンズは真っ黒になっています。赤外線を通さないようになっています。
赤外線をブロックすることで赤外線による奥行方向の判定を阻害し、それにより顔認識を失敗させようという方法です。ただし赤外線しかブロックしないので、通常の映像(可視光)による顔認識は防げません。
夜間の暗い場所ではそもそも可視光カメラでは見えず、赤外線カメラを使うことになります。そういう場合には有効でしょう。
IRpairグラスに加え、Phantomグラスというものも用意されています。奥からくる人物、何やら目の部分が光っています。
Phantomグラスのフレーム部分が赤外線を反射する素材になっており、赤外線カメラが白飛びしてしまって顔が見えなくなっています。
メガネ自体は普通のデザインです。ただし赤外線をブロックするレンズのため色がついています。色の見え方が変わるので、この点は好き嫌いがわかれそうです。
まとめ
お値段は$124+送料13で、$137(約14,800円)です。
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