TYTUS(タイタス)は、落としても割れにくいように防護機構を備えたメガネです。ケースなしで、メガネそのものに衝撃耐性があります。
開発元はイタリアです。
使い方
メガネが高さのある所から落下…。当たり所によってはレンズにヒビや傷が入ってしまうかもしれません。
しかし落下してもこのTYTUSは耐えることができました。
実はこのメガネ、つるの部分が普通のものと違います。通常ならば眼鏡のつるはレンズの片面に折りたたみます。
しかしTYTUSの場合は、レンズの両面を覆うようにつるが折りたたまれます。これにより落下しても、つるが地面に当たります。レンズが直接当たらないので、ひびが入りにくいという仕組みです。
例えば机の上にメガネを置いていた。そばに置いてあるものを取り上げるときにメガネに当たって落としてしまった…。
そういう状況でもTYTUSならばある程度耐えられます。
ただしどんな状況でも必ずレンズを守れるというわけではありません。踏んづけてしまった場合には割れたりフレームが変形したりしてしまいます。
また落下の場合でも落ち方によってはレンズが傷む場合もあるでしょう。あくまで通常の眼鏡に比べると落下耐性が高い、ということです。
つるがレンズの裏表をカバーする。これを実現するために、フレームはユニークな構造になっています。
メガネの左右をつなぐ中央の接続部分が、180度回転するようになっています。
中央で180度ねじったあと、つるを折りたためばできあがりです。
デモンストレーションのためにメガネを放り投げてしまいました。
・・・がメガネは無事でした。もちろん日常的に放り投げて使う物ではなく、落としてしまった場合でも傷が入らない確率が上がる、という機能です。100%ではありません。
デザインもいい感じです。フレームは二種類用意されており、下の写真はTONDOというフレームです。使っているレンズはサングラスです。
もちろん普通の透明レンズもあります。中央がねじれる機構になっていますが、特に変なデザインではありません。言われても気が付かないかと思います。
四角いフレームのQUADROもあります。
フレームはチタン製で重さは15gと軽量です。落下耐性を持たせるために、フレームも金属製にしているのだと思います。
まとめ
メガネを大型化したり重くしたりせずに落下耐性を持たせた点が、ユニークではないでしょうか。ゴーグルのようにすれば壊れにくいですが、それでは邪魔です。面白い工夫だと思います。
お値段は€120+送料€10で、€130(約16,300円)です。
フレームとレンズのセットで、レンズの度数などは期限終了後に回答します。
機構とレンズ付きのわりに安価なのは、Kickstarterキャンペーン価格のためです。
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