動物のサイには大きな角があります。近年、この角を狙ってサイの密漁が多発してきています。象牙を狙った密漁のように狙われているのです。
現在、密漁によって殺される数と生まれる数が同じぐらいになっています。密漁がさらに進めば、南アフリカのサイは絶滅するでしょう。
ただ野生動物を保護するというのはかなり難しい仕事です。生息地域は広いのですが、密猟者はいつ、どこに現れるかわかりません。歩いて密猟者を探す方法では見つけきれません。
そこで無人飛行機(UAV)を作って野生動物を密漁から守ろう、というのがこのプロジェクトです。アメリカ、ドイツ、フィンランド、南アフリカ共和国の大学による共同プロジェクトです。
試作機
6:11から離陸のシーンがあります。なかなか迫力があります。
この無人機には赤外線センサーを搭載し、密猟者の体温や車の廃熱を感知します。晴れている場合、密猟者は夜に来ることもあります。この場合光学センサーだけで上空から発見するのは難しいということでしょう。
現在密猟者が発見される割合は5%にすぎないとのことです。
密漁の痕跡を発見した場面の動画
興味のある方はKickstarterのサイトへどうぞ!
https://www.kickstarter.com/projects/846841162/team-arend-wildlife-conservation-uav
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