Kickstarterで、ドイツ在住の人がプロジェクトを作成できるようになりました。
Kickstarterではプロジェクトを作成できる国に制限があります。(詳細はこちら) 今までアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどに限定されていましたが、今回からドイツが加わりました。
なお作成したプロジェクトを公開できるのは2015/5/12からです。
今までもドイツからのプロジェクトはあった
今までもドイツからのプロジェクトはありました。例えばこちらです。
・コンセントに直刺しで、5つ同時に充電できる欲張りグッズ FlexCharger(フレックス・チャージャー)
他にも、ベルリンの壁にアートを展示しよう、というプロジェクトもありました。(英語ページ: https://www.kickstarter.com/projects/701554058/wallonwall-a-photo-exhibition-on-the-berlin-wall)
しかし従来は、アメリカやカナダなどプロジェクトが作成可能な国に現地担当者が必要でした。今回からはドイツから直接作成できるようになりました。
webサイトのメッセージもドイツ語対応
Kickstarter運営はドイツを大きな市場とみているようで、サイトに出てくるメッセージもドイツ語表記が選べるようになっています。今までは英語のみでした。
ページ下にDeutsch(ドイツ語)の文字が。
金額や残り日数もドイツ語表記になっています。 Tage zum Ziel (Days to the goal)など。
なお各プロジェクトの説明文は英語です。
Indiegogoは?
掲載国の制限があるKickstarterに対して、Indiegogoは現状制限がありません。この点がIndiegogoの優位点の一つです。しかしKickstarterは対応国を徐々に拡大していく方針で、両者の機能的な差は縮まっていくはずです。
そうなると、注目している人が多く、よりお金の集まりやすいKickstarterに一極化していくということもあるのではと思います。
市場規模を考えると、次はフランスでしょうか? 日本もあるかもしれません。
Kickstarterの公式ブログ
https://www.kickstarter.com/blog/hallo-deutschland
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