3Dプリンターで作った物がきれいにツルツル! MagicBox(マジックボックス)

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ABSやPLAといった樹脂を使う一般的な3Dプリンターでは、できあがった物の表面には細かいデコボコができて、ザラザラしまいます。
いったん樹脂を溶かし、積み重ねて固める、という工程だとどうしても細かい段差ができてしまうからです。
このMagicBox(マジックボックス)は、表面を加工してツルツル、ピカピカにしてしまおう、という道具です。
上のアヒルの画像だと、右が加工前、左が加工後です。テカテカでなめらかになってますね。

仕組み

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MagicBoxは、アセトンという液体で物体の表面を溶かし、ツルツルにします。
アセトンというのはマニキュアの除光液にも含まれる、揮発性の液体です。
もう少し詳しく説明すると、以下の通りです。
・MagicBoxは箱になっており、中に加工したい物を入れます
・MagicBoxの中にはアセトンという液体が入っており、これが蒸発して箱の中に充満します。
・蒸気となったアセトンが加工対象の表面を溶かします。
・加工が終わったら、ファンでアセトンを排気します。
排気用のファンにはフィルターがついているので、アセトンが部屋に充満することはないとのことです。
ここは本当にフィルターだけで大丈夫かな?と思ってしまいました。
アセトンは引火性が高いので、使うときには念のため部屋の窓を全開にする、などしたほうがよいと思います。
なおアセトンはホームセンターで買えます。
MagicBoxは表面を溶かしてツルツルにします。この副作用で、ツルツルにしすぎると細かい形状がなくなって、なめらかになってしまいます。溶けたアイスクリームのような感じです。うまく時間調節する必要があります。

仕様

外形寸法: 30cm x 30cm x 29cm
収納できる体積: 25cm x 25cm x 20cm
重さ: 5kg
電力: 100-240V、 50/60HZ
対応素材: ABS、PLA(ポリ乳酸)
ABS、PLAは、3Dプリンターでよく使われる素材です。Makerbot Replicator 2Xなどでも使われています。
 
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冒頭のアヒルはABS樹脂に対して使った例です。こちらの黄色い物体は、PLAに対して使った例です。ABSよりも若干荒いですね。溶かす時間の違いかもしれませんが。
 
SKY-TECHは台湾発のスタートアップ企業で、研究開発拠点は台湾とアメリカにあります。
目標2万ドルに対してすでに3万ドル(約300万円)集まっています。
現在Kickstarterで支援募集中です。
https://www.kickstarter.com/projects/magicbox/magicbox-magically-finish-your-3d-prints

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