1.9億円到達。殺人電車でひき殺しまくるブラックジョークてんこ盛りカードゲーム Trial By Trolley

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Trial By Trolleyは、カードゲームです。完全にバカゲーですが、アイデアはなかなか面白いと思います。

使い方

プレイヤーは2つの陣営+車掌一人に分かれます。車掌は各プレイヤーが順番に担当します。
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2つのチームはそれぞれ線路を担当しています。この線路に殺人電車がこないようにするのが、各チームの目的です。電車が自分の線路に来てしまうと、死亡カウンターが1つ増えます。ゲーム終了時に死亡カウンターが一番少ない人が勝ちです。
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ゲーム開始時に、ランダムで引いたイノセントカードを自分の線路に置きます。カードにはいろいろな絵柄が描かれています。この場合…
北側線路: がんとの闘病から生還した10歳の子供。「目の前に広がる人生を手に入れた!」と叫んでいる。
南側線路: 犬と一緒に丸まって寝ている子猫
の二つが配置されました。
電車はどちらかの線路を通り、その結果どちらは死ぬわけですが…。どちらを生かしたいでしょうか? 子猫はかわいいけど、やはり人間のほうが重要か? そうなると子猫にはかわいそうだけど、死んでもらうか…。といったことが思い浮かびます。
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もう一枚イノセントカードを置きます。
北: のちに街を救うことになる10代のスーパーヒーロー
南: あなたのベストフレンド
子猫だけなら死なしてもよかったかもしれないが、友達が追加されてしまいました。どちらを死なすのか…うーん…。
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次にギルティカードを置きます。ギルティカードを選んで、相手チームの線路において邪魔します。
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ギルティカードを置いた結果…
北: 子供の遊び場に近づく小児愛者
南: カナダのロックバンド「ニッケルバック」
が追加されました。これは北側を死なすべき?
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そして最後にモディファイアーカードを置きます。既存のカードに但し書きをつけるというものです。
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さきほどの小児愛者には「気づいてないが末期がんにかかっている」、と注釈が付きました。あれ、これって電車で死なさなくても放っておけば死ぬのでは…。
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子猫と犬には「彼らが愛した全員とも、明日無残な事故で死ぬ」と注釈がつきました。余計な但し書きがついたので、電車をこっちにもっていってもよくなったような…。
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ここで車掌の出番です。両陣営とも、こっちに電車は来なくていいと主張します。やれこちらには子猫がいるとか、こちらには子供がいるとか、あちらには小児愛者がいるから電車で死なせて、などと言い合います。あるいは、いやいや小児愛者は末期がんで死ぬので…と反論したりです。
最後は車掌がどちらに電車を持っていくか決めます。このゲームに厳密さはまるでありません。あくまでバカゲーなので、車掌がなんとなくこっちだ、と決めます。それで勝敗が決まります。
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電車が通って線路にいた子猫などは死んでしまいました。
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そして電車が通ったほうのプレイヤーは死亡カウンターを受け取ります。
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みての通りブラックジョーク満載のゲームですが、一応まとも(?)なネタもあります。下の写真は、ホグワーツの入学許可証を持ってきたフクロウです。
元ネタはもちろん、ハリーポッターに出てくるホグワーツ魔法学校です。ホグワーツに行けるならこのフクロウは殺せないぞ、というわけです。
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がんの治療法発見といったカードもあります。
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デラックスエディションでは、電車のコマもついてきます。ゲーム上特に使い道はありません。単なるかざりです。
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まとめ

ばかばかしいゲームでおもしろそうとは思いますが、カードが英語であるところがネックでしょうか。
もっとも日本語版が出ても、このもろにアメリカンなブラックジョークがうけるのかどうか、よくわかりませんが。
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