厚さ4.8mm、極薄のスリムな腕時計Twissicが届いたのでレビュー

2018年6月、TwissicというプロジェクトがKickstarterに登場しました。腕時計のプロジェクトです。
筆者はプロジェクトを支援しており、Kickstarterの期限終了後、無事製品を受け取ることができました。
小包の放送を解くと、中からTwissicの箱がでてきました。きちんとした箱に入っています。109ポンド(約15,000円)の時計なので、これぐらいはあってしかるべきかと思います。

中からは本体と、替えのバンドが入っていました。バンドの色は暗緑色とダークブルーにしました。バンドはもちろん自分で簡単に入れ替えられます。気分で変えるのもいいでしょう。

デザインは極めてシンプルです。文字盤に数字は入っておらず、時のところにドットがあるのみです。

このTwissic最大の特徴は、とても薄いことです。厚さたったの4.8mmです。非常に薄く、時計をつけても邪魔になりません。大きい時計は腕に余って邪魔だという人には向いていると思います。

薄型の時計ですが、女性のみならず男性も使えます。下の写真はTwissicのKickstarterプロジェクトページに載っている写真です。
時計のケース(腕時計の円形の部分)の大きさは2種類あり、下の写真は38mmで男性向けです。

34mmモデルもあります。こちらはかなり小ぶりで女性向けです。もちろん男性が使ってもおかしくはありません。自分の腕の太さに合わせて選択すればよいと思います。

同じように薄い腕時計に、SwatchのSkinシリーズがあります。下の写真で、下段が今回のTwissic、上段がSwatch Skinです。上段のほうが斜めになっているのでこの写真では正確な比較になっていません。使っている感じでは、ほぼ同じぐらいの薄さです。

時計自体の大きさも、Swatch Skin(下の写真で右側)ととても近いです。Swatch Skinはプラスチックケースですが(Skin Ironyを除いて)、Twissicのほうは金属フレームです。

時計のフレームは金属になっています。高級感はありませんが、安っぽくもありません。ほどほどにシックだと思います。シックでシンプルなデザインを狙って作っているものと思われます。

薄さが売りの時計なので、裏面も平べったいです。曲面などはありません。電池の交換は細いドライバーがあれば自力でも可能かもしれません。素直に電池交換の店に持っていくのがいいと思います。

筆者はダークグリーンとダークブルーのバンドにしましたが、もっと明るい色のバンドもあります。

開発元によれば、販売店などの中間マージンがないので、いい時計を安く提供できたとのことです。
Twissicのデザインが良いか悪いかは好みによると思います。筆者としては、なかなか気に入っています。地味といえば地味なんですが、安っぽくないですし、質感も悪くありません。Swatch Skinのような薄型の時計が好きな人には特にお勧めできます。

Kickstarterでのキャンペーンは前述の通り終了しています。現在は公式サイトで販売中です。
https://twissic.com/