お値段が2970 HKD(約41,450円)と手ごろなところが特徴です。
開発元は中国の深センです。
使い方
今回の開発元CHUWIは、2017年5月にSurBookというノートパソコンをIndiegogoに載せていました。こちらのプロジェクトはすでに出荷完了になっています。
SurBookのユーザーから不満点についてアンケートを取ったところ、重量、バッテリー、ストレージ容量について満足していないということがわかりました。
例えば重量は、SurBookは2736×1824の高解像度ディスプレイを備えているものの、967gありました。
そして今回作られたのが、CHUWI UBookです。
CHUWI UBookは、タブレット兼ノートパソコンのWindows PCです。キーボードを取り付ければノートパソコンになり、外せばタブレットになります。
以前のSurBookのアンケートを踏まえて、今回のUBookの重さは760gとかなり軽量になりました。(SurBookは967g)
UBookにキーボードを取り付けた場合の重さは1kgです。厚さも9mmと薄く、持ち運びに適しています。
不満点として挙がっていたバッテリーに関しても強化されました。
SurBookは8時間でしたが、今回のUBookは9.5時間なりました。劇的に改善というわけにはいきませんが、重さや値段を上げないようにしようとすると、仕方のないところです。
ストレージは大きく強化されました。以前のSurBookはeMMC接続で128GB SSDでした。
今回のUBookは、M.2コネクタを使用したSSDになり、容量も128GBから1TBまで選択できます。M.2の接続方式はSATA化PCI Expressのどちらかは記載されていません。ただ下図ベンチマークの結果を見るとSATA接続のようにも見えます。
UBookの画面解像度は、1920 x 1080です。解像度に関しては、SurBookは2736 x 1824から低くなりました。ただ1920 x 1080あれば通常の作業には十分です。解像度が高いに越したことはありませんが、価格との兼ね合いになるかと思います。
近いスペックを持つものとしては、MicrosoftのSurface Goが挙げられます。Surface Goと比べた場合のCHUWI UBookのメリットは、ストレージ容量の大きいものを選択できること、価格の安さがあります。UBookはキーボード込みの価格です。
またOSはSurfaceと違いUBookはWindows 10 Homeになっており、通常のHOMEとして機能が使用可能です。
メモリは8GB搭載しており、大量のメモリを使うアプリケーションでなければ十分な量です。
コネクタ類はUSB-Cに加えて、従来型のUSBコネクタも備えています。USBメモリを刺したりするときに便利です。
ただし充電はUSB-Cからではなく、ACアダプタ経由になります。この点はSurface Goと異なります。
キーボードは英語配列(QWERTY配列)のみです。
詳細なスペックはこちらです。現状、日本の技適マークはありません。
ノートパソコンとして使うのもいいですし、ちょっとウェブサイトを見たいといった場合はキーボードなしでタブレットとしても使えます。一台でどちらの用途にも使えます。
まとめ
必要なスペックがコンパクトにまとまりつつ、手とごろな価格になっているところが魅力でしょうか。
お値段はストレージ128GBモデルが、2970 HKD(約41,450円)です。256GB(3285 HKD)、1TBモデル(5875 HKD)もあります。
送料無料です。
2019/3/2まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/504797406/chuwi-ubook-goes-anywhere-does-everything
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