自転車用ライトは安全のために重要ですが、発電機とリムを噛み合わせて発電するブロックダイナモライトは、音がうるさくてペダルも重くなるので不便ですよね。
バッテリー式のライトは便利ですが、電池切れの心配があります。
これらの不便さを解消したのが、発電機とリムの接触による回転やバッテリーを使わない自転車用ライトのMagnic Microlights(マグニック マイクロライツ)です。
今回のプロジェクトは、以前自主キャンセルしたものを再度載せなおしたものです。(理由は後述)
使い方
Magnic Microlightsは発電機とリムを接触させずに発電できる自転車用ライトです。
ブレーキパッドと一体になっていて、回転するリムとの間で発生する渦電流を利用して発電します。
バッテリー切れの心配が無く、長期間使用できます。
ブロックダイナモライトのように直接リムに触れないので、大きな音が出たりペダルが重くなりません。
Magnic Microlightsはブレーキライト機能を搭載しています。
ブレーキを引くと、リムと発電機が近づくのでライトがより明るく光ります。
後続の車両に進行方向を知らせることで、安全に走行できます。
リアライトは停止しても3分間点灯が続きます。
停車中でも自転車の位置を周囲に知らせることができます。
ライトの角度は自由に調整できます。
フレームの形状がユニークな自転車でもライトを道路に向けられます。
Magnic Microlightsは一般的なほぼすべてのブレーキに取り付けられます。
カーボン製のリムでは動作せず、金属製のリムが必要です。
ブレーキパッドの消耗すると発電機部分がリムに接触してしまいます。
これを防止するためにMagnic Microlightsのブレーキパッドはスライドできるよう設計されています。
ブレーキパッドが削れてきたら、パッド部分をリム側へスライドして調整してください。
使い切ったブレーキパッドは、通常のブレーキと同様に交換できます。
すべてのセットには盗難防止用のねじと工具が付属しています。
仕様は以下の通りです。
このMicrolightsは2018年3月にKickstarterに既に載っていたプロジェクトでした。ただし当時は目標額が非常に高く、約1億2000万円に設定されていました。最終的に約1500万円集まっておりなかなか好評だったのですが、目標額には届きませんでした。
しかし目標額が高かったのには理由がありました。ある程度まとまった数を量産しないと、作れなかったのです。今回は目標額を900万円にさげましたが。そのかわりに、右折左折するときに自動で進行方向のライトが点滅するオプションが削除されました。機能が複雑であるため、量産しないと採算割れするためです。
今回自動ウインカー機能は、延長ゴールとして約5600万円集まった場合のみ提供されます。集まらなかったらこのオプションは作らないので採算割れしない、もしお金が集まればその時は作る。リスクは生まれないというわけです。
https://www.kickstarterfan.com/archives/32174
まとめ
Magnic Microlightsなら疎かになりがちな後方のライトが手軽に準備できるのでより安全に夜間走行ができそうですね。
スイッチを切り忘れる心配がない点も便利です。
お値段はMagnic Microlights(マグニック マイクロライツ)フロントライト2個とリアライト2個€89+送料€12で、合計€101(約13,000円)です。
2018/12/22まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/dynamodirk/magnic-microlights-bikelights-with-magic-non-conta
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