Fireball Island(ファイアーボールアイランド)は、1980年代のレトロなボードゲームを復刻したものです。盤面の山頂からボールが降ってきてコマが吹っ飛ばされます
使い方
ボードゲーム制作会社Restoration Games、復刻ゲームズという意味の通り昔のボードゲームの復刻を行っています。どんなボードゲームを復刻してほしいかという要望を募ったところ、一番多かったのがFireball Islandというゲームです。
下の写真がireball Islandです。1986年にアメリカで発売されたものです。 画像出典: Flickr
元のゲームのルールはそのままに、デザインを一新したのが今回のリニューアル版です。あちこちにレトロ風味が残りつつも、イラストなどはCGを使ったりして現代風になっています。
ビデオゲームの世界では、昔に作られたゲームは今でも人気があります。プレイステーションアーカイブやバーチャルコンソールなど、昔のゲームが今のハードウェアで遊べるようになっています。今回のものは言ってみれば、それをボードゲームで行った、というものです。
このゲームの最大の特徴は、噴火してファイアーボールが転がってくる、という仕掛けです。
盤面中央の山の上には、デーモンヘッドのようなものがあります。ここに上からボールを入れると、盤面に転がっていきます。
ランダム性があり、どの向きから出てくるかはわかりません。
上から降ってきたボールがはしごにあたって、プレイヤーの駒が・・・
吹っ飛ばされたりします。
橋を渡っている途中に・・・
橋ごと吹っ飛ばされたりです。
それら以外の通路にもボールが降ってきます。
頂上の部分は回転するようになっています。ゲーム中に回転させることがあり・・・
そうなるとボールが降ってくるところもまた変わってきます。
そうしたアクシデントにめげず、財宝を取って持ち替えるとポイントになります。ポイントが一番多い人が勝ちです。
ただしプレイヤーは島から生還しなくてはなりません。島から出る前に、島の特定場所にいって写真を撮り、それからヘリポートに行って脱出になります。
ファイアボールで吹っ飛ばされた場合、なぜかお土産カードを引くことができます。お土産カードには特殊効果があります。
最近のボードゲームは平面的なものが多い中、これだけ起伏に富んだ盤面というのは新鮮ですね(元はレトロですが)。さらにボールが転がるという物理的ギミックがあるというのもおもしろそうです。
ギミックという点では、ナイアガラとかを思い出しました。ナイアガラの方は平面ですね。 画像出典: Flickr
まとめ
お値段は$60(約6,300円)です。現状日本への発送は行っていません。
2018/5/4まで支援受付中です。
コメント