遅延の末に音信不通、半ば諦めたKickstarterガジェット「DISPLIO」が届いたのでレビュー

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DISPLIOというグッズがあります。高さ8cmの小型ディスプレイで、天気や株価、メール通知などを表示できるというものです。
電子インクを使っているので、電源ケーブルなしで表示しっぱなしにできる、というところが特徴です。
スマホでもメール通知などは見られますが、常時表示されているのでいちいち操作しなくてもすぐにみられるというところが違いです。
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DISPLIOプロジェクト

この記事は、今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2017の6日目です。
DISPLIOは、2015年1月にKickstarterに登場したプロジェクトです。筆者は一つ入手しようと、プロジェクトを支援していました。もともとは2015年6月に出荷予定でした。しかし遅れに遅れて、筆者の手元に届いたのはなんと2017年1月ぐらいでした。
そういうわけで、プロジェクト自体は2015年のものですが、今年のベストバイガジェットとして紹介いたします。意図せず今年になってしまいましたが・・。
そもそもKickstarterというのは何なのか?という方はこちらをご覧ください。

DISPLIOの使い方

紆余曲折ありましたが、最終的に届いたDISPLIOがこちらです。紙の箱に入っています。
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箱を開けると・・
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梱包物はとてもシンプルです。DISPLIO本体とMicroUSBケーブルのみです。説明書はありません。
コネクタはMicroUSBのみで、電源スイッチなどはありません。画面は電子インクになっており、画面を表示していてもバッテリーを消費しません。そのため開封時からすでに「DISLIO IS OFF」と画面表示されています。
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初期設定はUSBを経由してWindowsかMacに接続して行います。ケーブルをつなぐとDISPLIOの画面にhttp://getdisplio.com/start にアクセスして指示に従って初期設定してください、と画面に出てきます。
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Windows版の初期設定アプリを起動したところがこちらです。ここですべきことは、Wifiのパスワードの入力だけです。
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Wifiの設定を行うと、DISPLIOが自力でWifiを通してインターネットに接続します。そのため初期設定後はUSBケーブルは不要です。バッテリーも内蔵しているので、ケーブルレスで好きなところに置くことができます。
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DISPLIOの画面に何を表示するかは、すべてwebブラウザから設定します。DISPLIOのサイトでデバイス追加をおして、DISPLIOの画面に出ている認証コードをブラウザに打ち込みます。
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DISPLIOのサーバー上で、手元のDISPLIOデバイスが認識されました。
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ブラウザ上でDISPLIOの画面に何を表示するかを選びます。時計、カレンダーに登録した今日の予定、天気、Twitterのタイムライン、ニュース、株価、家まで何分かかるか、会議室の空き具合、新着メールなどいくつかあります。メールやカレンダーはgmailと連携します。
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まずは動作確認ということで、時計を表示してみることにしました。時刻を見たいだけなら普通の置時計を使えばいいので全く意味がありませんが、まずは実験です。
下の画像は、時計のウィジェットをブラウザ上で選んだところです。ユーザー設定で自分の現地時刻を設定できるようになっているので、日本に設定しておきました。UPDATE INTERVALのところは1分間隔に設定しています。
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ちゃんと時刻が表示されました。日本時間で表示されています。画面下には日付が表示されていますが、ヨーロッパ表記の「日、月、年」の順になっています。日本と逆順ですね。このウィジェットでは、このフォーマットは変えられないみたいです。DISPLIO自体が変えられないのではなく、時計ウィジェットの問題だと思います。
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最初に試した時、いつまでたっても時刻が更新されなくておかしいなあと思いましたが、どうもウィジェットの設定画面で更新間隔をあらかじめ指定しておかないといけないようです。デフォルトのLIVEだと、DISPLOP本体を手で振ってリフレッシュしないかぎり更新されないようです。
DISPLIOのディスプレイは電子インクを使っています。この性質上、画面更新をするときのみ電力を消費します。更新頻度を30分に1回にすれば、約3か月持つというメッセージが設定画面に表示されました。時刻で30分に一回ではまったく役に立ちませんが、天気ならそのぐらいでいいでしょう。
これも電子インクの性質ですが、画面更新に2秒程度かかります。そのせいであまり頻繁に画面更新がかかると、うっとうしいです。
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細かいことに、横置きや、上下ひっくり返した置き方にも対応しています。スマートフォンのように、置いている向きに合わせて自動で画面表示が回転します。下の写真では先ほどと違って横長になっています。
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DISPLIOに表示されている画面と同じ内容が、webブラウザ上でも見ることができます。どうやら画面の表示内容をドット単位でサーバー側で管理しているようです。DISPLIOはサーバーから画像を受け取ってそのまま表示しているのではないかと思います。
この方式ならgmail連携などもサーバー上だけで処理できるし、ユーザー拡張もやりやすいと思います。今回は試していませんが、ユーザーもDISPLIOに表示するウィジェットを作れるようになっています。
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時計がうまくいったので、今度は天気表示を試してみました。先ほどと同じようにブラウザ上で設定します。天気を表示する地域と、温度の単位も設定できるようになっています。地域を東京、単位を摂氏温度にしました。
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最初はなぜかラトビアの首都、リガになってしまいましたが・・
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いろいろいじっているうちに東京の天気を表示することができました。天気、温度、湿度、風速がメートル/秒で表示されています。
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全体的な感想

時々うまくいかないことがあったりしますが、おおむねうまく動いていると思います。大きさがコンパクト、かつバッテリー動作なので、USBケーブルのないところに置くこともできます。
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開発元が載せている例では、キッチンに置いたりしています。Wifiさえ接続可能な場所ならば画面は更新されます。
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製品の外観はツルツルになっており、きれいです。ボタンが一切ないということもあって、とてもシンプルです。デザインはいいと思います。画面もくっきりしていて、視認性が高いです。
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デザインもいいですし、おおむねきちんと動作しており(試したウィジェットは2つだけですが)、悪くないガジェットだと思います。(万人に勧められるものではありませんが…)
ただ残念なのは、開発元がKickstarter以後、製品の販売を行っていないことです。公式サイトを見ても購入方法は書いてありません。現状新規に入手できないようです。
https://getdisplio.com/
コンセプトも悪くないと思うのですが、それだけに新規販売していないのは、もったいないなと思います。開発元にも都合があるのでしょうが…。
たまに画面回転マークが出っぱなしになったりするような妙な動作(仕様のようです)はありますが、ちゃんと動いていますし、
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製品の発送は、最初に書いた通りかなり遅れてしまいました。これもよくなかったのですが、それ以上によくなかったのは、開発元から連絡が途絶えてしまったことです。率直に言って会社がつぶれたか、社員が雲隠れしたのかと思いました。メールも送ってみましたが、返事がありませんでした。
しかしどういうわけか突発的に筆者の手元にDISPLIOが届きました。裏で製造や発送に苦労していたのかもしれませんが、そうだとしても定期的に連絡はすべきだったと思います。

まとめ

・電子インクを使った、ケーブルレスの表示ガジェット
・ひとまず動作はした
・現在は新規販売していない模様
https://getdisplio.com/#features

今回の紹介は自分の手に入れたガジェットですが、今年Kickstarterで見つけたおかしなガジェットの紹介も書きました。よろしければそちらもご覧ください。


 

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