Oculus Riftで成層圏を仮想体験! Virtual Ride to Space(バーチャルライドトゥスペース)

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バーチャルライドトゥスペースは、気球にカメラを取り付けて、成層圏まで浮上させる計画です。
浮上するときの映像をOculus Riftというゴーグル型のモニターで観察すると、バーチャル宇宙旅行だよ、という話です。
気球でカメラを打ち上げるという試みはすでにあって、YouToubeでみることができます。


今回新しいのは、Oculus Rift用という点です。Oculus Riftは人間の目を全てディスプレイで覆うようなゴーグルです。ディスプレイの中の映像しか見えないので、現実と区別がつかないような体験ができます。
Oculus Riftはこういう感じのものです。
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このバーチャルライドトゥスペースだと、まさに地上から遙か上空まで浮き上がる、すごい体験ができると思います。ただし高所恐怖症の人は耐えられないと思いますがw
Oculus Riftを持ってない人(筆者もそうです)のために、iPhoneでみるバージョンも用意されます。迫力では負けますが、これはこれで手軽です。

仕組み

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バーチャルライドトゥスペースは、観測気球、カメラ、回収用のパラシュートで構成されます。上空までカメラで録画しながら浮かびあがり、その後パラシュートで降下します。無事カメラを回収できれば成功です。
なおバーチャルライドトゥスペース、仮想宇宙旅行という名前ですが、厳密に言うと宇宙ではなくて上空20kmの成層圏までです。旅客機は上空10kmのあたりを飛びますので(日本<>アメリカ間など)、その2倍ぐらいの高さです。
上空20kmでは-55度にまで気温が下がるので、カメラを動作させるためにヒーターも内蔵しています。
カメラはGo Proという、衝撃など激しい環境に強いカメラを使います。カメラは複数取り付けて、全方位撮影します。Oculus Riftでは人間の首の動きに合わせて映像を変えられるようになっており、Oculus Riftをつけて後ろ振り向くと、後ろの画像が見えるということができます。
 
成層圏まで浮き上がるというのは現実には体験できません。この点は仮想体験の利点といえるでしょう。
このプロジェクトに出資したい方はKickstarterをご覧ください!
https://www.kickstarter.com/projects/1592839372/virtual-ride-to-space-using-the-oculus-rift

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