3840×2160 x2という8K解像度対応した、SteamVR対応のVRヘッドセット | Pimax 8K(パイマックス)

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Pimax 8K(パイマックス)は、3840×2160 x2という8K解像度対応した、SteamVR対応のVRヘッドセットです。
開発元は中国の上海です。

使い方

Pimax 4KというVRゴーグルがあります。3840×2160という4K解像度を持つバーチャルリアリティ用のゴーグルで、すでに市販されています。
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その開発元が新たに送り出してきたのが、今回のPimax(パイマックス) 8Kです。
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最大の特徴は解像度です。片方の目がそれぞれ4K解像度になっており、あわせて8Kというわけです。片目の解像度は3840 x 2160です。
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体験した人は、「ピクセルが見えなかったし、すべてのテキストを読むことができたよ」と言っています
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しかし解像度を上げたということは、それだけ画像生成に必要な計算量が増えることになります。4Kでも余裕があるとは言えないのに、その倍となると単一のGPUだけでは現状ではまかないきれません。
そこでPimax 8Kがとっているのが、片目ずつ画面を更新するという方式です。これによりリフレッシュレートは90Hzを出せるとのことです。推奨GPUはGeForce GTX 980、または1070と同等以上のものです。
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もう一つの大きな特徴は視野角の広さです。Oculus RiftやHTC Viveは視野角110度になっています。
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一方でPimax 8Kは視野角200度となっています。
目が正面を向いている場合、ここまで広い視野は必要ないと思います。人間の目は中心部分はよくみえますが、周辺はそれほどきれいにみえないためです。例えば前を向きながら首の横に本を持っても、まともによめません。本があるということは認識できますが。
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そこで開発元が例に挙げているのが、レースゲームでハンドルを切ってコーナーを回っているようなときです。
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この時自然と目も横方向によります。こういう場合にでも視野角が広いので映像が見えますよ、というのが開発元の主張です。
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さらにコントローラーも用意されています。
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コンピューターの中の空間で物を持ったりすることができます。コントローラーをすでに持っている場合はそちらを使うこともできます。
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しかしハードウェアだけあっても対応ソフトがなければ意味がありません。この点については、ゲームダウンロード販売プラットフォームSteamで販売されているSteam VRのゲームに対応しているとのことです。Oculusのソフトに対してはサードパーティー製のツールで対応とのことです。
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まとめ

お値段は$799+送料$30で、$829(約92,800円)です。
解像度8K(Pimax 8K)、コントローラー2個、ベースステーション2個のセットです。
2017/11/4まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/pimax8kvr/pimax-the-worlds-first-8k-vr-headset

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