ボタンひとつ押すだけで照明をつけたり、音楽を鳴らしたりできるグッズ | Flic Hub(フリックハブ)

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Flic(フリック)は、照明をつけたり、音楽を鳴らしたりということが、ボタン一つで行えるようになるグッズです。
その拡張キットとして、今回Flic Hubが登場しました。

Flicとは

2014年11月、FlicというプロジェクトがIndiegogoに登場しました。コインサイズのボタンで、これを押すとことで出前を注文したり、家の電気を消したりといったことができるものです。今回のFlic Hubは、その拡張キットと言えるものです。


例えばソファーの空にFlicボタンを張り付けておきます。
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ボタンを一回押すと、照明の色が暖色に変わりました。
Flicの前提として、スマホアプリから操作できる照明器具なりスピーカーなりが必要です。スマホアプリを起動すればできることを、実物のボタン一発でできるようにする、というのがFlicです。
ではなぜアプリでやらないのかというと、照明を変えるためにいちいちスマホを取り出して、アプリを起動して・・・とするのが、実は面倒だからです。たまにしかしない操作ならこれでもいいのですが。
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操作できるのは家電系だけではありません。食べ物の注文といったこともできます。これもインターネットで注文できるものに限られます。
一回押してピザ、二回連続で押すと寿司、長押しでブリトー(メキシコのロールサンドイッチ的なもの)を頼む、というような設定をしました。
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そうするとスマホの画面を操作することなく、ワンタッチで注文することができました。この使い方はAmazonが販売しているDashボタンに近いですね。
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アプリから操作できるスピーカーと連携させれば、Flicを一回押したときに再生開始、2回でお気に入りの曲の再生、長押しで今再生している曲を飛ばす、といったことができます。Spotifyの音楽を鳴らせるスピーカー等と使うときに役立ちます。
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外出用に設定したボタンに、テレビや照明を消す、ブラインドを閉める、エアコンを切る、ドアをロックする、車のロックを外す、ガレージのドアを開ける、ということを一つのボタンでできるようにするという使い方もあります。
ただこれは、アプリから操作できるブラインドや、エアコンをアプリから操作する手段が必要です。
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ここまでが、従来のFlicです。

Flic Hubとは

従来のFlicには、スマートフォンが近くにないと使えない、という制約がありました。例えばスマホを充電しているときに、別の離れた部屋でFlicボタンを押しても反応しません。
これはFlic自体はWifiを通してインターネットに接続する機能を持っていないためです。FlicはBluetoothを使ってスマホと接続し、スマホを経由してインターネットと通信をしています。その代わりFlicは小型で、電源ケーブルなしに電池で動作するようになっています。
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そこで開発元が作ったのが、Flic Hubです。これはWifiまたはLANケーブルを使ってインターネットに接続する機能を持っています。FlicボタンがFlic Hubと接続できていれば、スマホがないときでも使えます。Flic HubとFlicの間の有効距離は約30mです。
またスマホの代わりにFlic Hubが中継することで、Flicボタンを押してもすぐに反応しないというタイムラグ問題も解消しているとのことです。
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さらにIR Blasterというオプションも用意されています。赤外線リモコンでしか操作できない機器を持っているが、これもFlicで操作したい。そういった場合に使います。IR Blasterがリモコンの代わりに赤外線信号を送ってくれます。ただリモコンがあるすべての機器、というわけにはいかないと思います。リモコンとの完全な互換性は難しいです。
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Flicボタンの電池寿命は、1年半です。電池はリチウム電池で交換可能です。IFTTTに対応しており、Flicが直接対応していないサービスでもIFTTT経由で使うことができます。
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まとめ

お値段は$109+送料$15で、$124(約15,500円)です。
Flic Hub+ボタン3個のセットです。
2017/7/20まで支援受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/flic-hub-simplify-home-control-with-smart-buttons#/

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