「ゼロファック」を手渡しする。奇妙なコインが750万円集めた | Zero Fucks Coins(ゼロファックス・コイン)

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Zero Fucks Coins(ゼロファックス・コイン)は、名前の通り大きく数字のゼロと、中指を立てるジェスチャーが入ったコインです。
なぜかこのグッズに約750万円集まっています。

内容

2015年、Zero Fucks Given COIN(ゼロファックス・ギブンコイン)という、名前からしておかしなコインがKickstarterに登場しました。
中指を立てて手の甲を向ける挑発的ジェスチャーがコインに大きく刻まれています。裏面には「0」と、これまたでかでかと数字が刻まれています。
コインなのに0とはいったいなんなのか。冗談にしても硬貨というからには、1以上の数字が入らないと意味が分からないですが・・・?
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手に取ったところがこちら。UNITED STATES OF NO FUCKS・・。どこなんだそれは・・。
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このプロジェクトには最終的に119万円集まって、目標額を突破しました。
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そして2017年に新しく出てきたのが、ゼロファックの新シリーズです。翼のついたゼロファックなど、新しいデザインが追加されています。
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ゼロファックギヴンとは・・

そもそもZero Fucks Givenとはなんなのでしょうか。知らなかったので検索したところ、アーバンディクショナリーなるサイトに意味が載っていました。アメリカの俗語のようです。
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=Zero%20fucks%20given
本来ならばfuckとでも言うべきところだが、それすら値しない。だからファックがゼロである。これがzero fucks(ゼロファック)ということのようです。
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似たような使い方として”I don’t give a fuck”で、「fuckすら渡すに値しない」->「そんなこと知ったこっちゃねーわ」という使い方も載っていました。
“I don’t give”の代わりに”given”すると、”Zero fucks given”というように文が短くなって言いやすくなります。
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前記「都会辞書」に会話の用例も載っていました。

マイケル「ヴィクトリア、お前が俺を振ったんだ!」
ヴィクトリア「ゼロファック・ギヴン(知らないっつーの、そんなこと)」

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新デザイン

今回のコインは、新たに翼のついたデザインも用意されています。こちらはゼロではなく、1が刻まれています。ワンファックです。
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オリジナルの中指を立てたでサインもあります。金属の質感がなかなかにいいですね。無駄なクオリティというか・・。素材は銅、ニッケル、亜鉛の合金です。
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さらにシットコインなるものも用意されています。こちらは真鍮が入った合金です。ゼロファックコイン以上に使い道に困りそうですね。
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さらに1万3000円もするコイン200枚のセットもありますが、なぜか品切れになっています。いったい誰が200枚もほしいとおもったんだか(笑)
ゼロファックと言う代わりに、財布から取り出して相手に渡したりするのでしょうか。それでも200枚は使いきれなさそうです。
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まとめ

お値段は$5です。発送先はアメリカのみです。
2017/6/21まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/79786167/zero-fucks-coins-new-coins

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