「壁ではなく、橋を」Kickstarterがプロジェクト対象国にメキシコを追加

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Kickstarterでは、プロジェクトを掲載できる国に制限があります。今回メキシコが新たに追加されました。
Kickstarterの運営ブログで発表されました。
https://www.kickstarter.com/blog/1978
記事はメキシコで事実上の公用語である、スペイン語で書かれています。スペイン語の後に英語でも書かれています。
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大きく”Construir Puentes, No Muros”と書かれています。英語で言えば”Construct Bridges, No Walls“です。
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壁を作るのではなく、クリエイティブなことをするために橋渡しをしようじゃないか、と運営は思っているようです。
ここでわざわざと言っているのは、トランプ次期アメリカ大統領のことを暗に指しているのだと思います。もちろんどういう意図なのか、明言はされていません。

メキシコ発のプロジェクト

過去にもメキシコ発のプロジェクトはありました。例えばメトロイド風ファンタジーゲーム「ハートフォース・アリシア」です。


筆者はお金を出したのですが、時々進捗が届きます。まだ完成はしていないです。
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ただ今までは、アメリカなどに担当者がいなければKickstarterに載せることはできませんでした。今回からはメキシコ在住の人のみでプロジェクトを掲載することができるようになりました。

すこし意外な感が

Kickstarterは対象国を徐々に拡大してきました。しかしながら、メキシコを追加というのは筆者には少し意外でした。テクニカルなことをやりそうな国、例えば日本や韓国、台湾を追加するのではないかと思っていたからです。
もちろんKickstarterはスマホ関連グッズなどだけ載っているのではなく、アートや本、映画なども多数載っています。そういう意味ではおかしくありません。
また人口も1億1000万人いるので、市場の大きさという点に運営が注目したのかもしれません。もしくは壁問題がKickstarterを後押しした可能性もあります。その辺の事情は外部からはうかがい知れませんが。

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