Das Keyboard 5Qは、クラウド接続のキーボードです。予定やメール通知をキーの色で教えてくれます。
今回のキーボードはゲーム特化のものではありません。
使い方
キーボードと言えば入力用の機器です。しかし何も入力に限ることはないのではないか? 表示にも使えるのではないか? これが開発元の主張です。
スマホに届く、予定通知などのメッセージ・・
あるいはブラウザでgmailなど、たくさんタブを開いてオーバータブ状態・・。
こんな状態の解決策として、キーボードを通知に使おうじゃないか、という発想です。
Das Keyboardは、配列は通常の英語配列(104)です。
しかしキーは一つ一つ色を変えることができます。
例えばMのキーに、通知を割り当てます。母親の誕生日にキーが光るようにしておくと・・・
キーの色が変わって、予定を思い出すことができます。MotherだからMというわけですね。
なぜわざわざキーボードで通知を見る必要があるのか? もちろん普通の通知バルーンやブラウザのタブでも見ることができますが、いちいち見てクリックして消して・・とするのは面倒です。かといって消さないと、通知だらけでややこしくなります。
キーボートの場合、キーがたくさんあるので一度に大量の通知を表示することができます。キーのそれぞれに違う表示を割り当てておけば、極端な話、100種類以上の通知も同時に表示できます。
もっともあまりに増やしすぎると、キーが何を意味しているのかわからなくなりますが・・。
さらに時間の経過に伴ってキーの色を変える、ということもできます。1時間前は青色だが、30分前になると赤色になって自分に注意を促す、ということができます。
確かにたくさんの通知を表示できるが、キーボードが光ったらうざったいのではないのか…? この疑問に対して開発元は、そうでもない。窓のようなものだ、と答えています。
例えば窓の外で雨が降っていると、特に注意して窓を見ていなくても無意識のうちに目に入って気づきます。雨が降っていることに、いつの間にか気づきます。
考えることなしに、気づく。このキーボードの通知もそういうものなのだ、と開発元は言っています。
設定は細かくできるようになっています。例えばボスからメールが来た場合に、キーを光らせる設定にすると・・
メールが来たら、Bキーが赤色になりました。BossだからBですね。
IFTTT、Zapierとの連携に対応しており、株価やオークションの入札で反応させたりできます。天気なんかもできますね。雨ならキーを青色にする、などです。
APIも公開されるので、自分で好きなように光らせることができます。
CPU負荷をキーに表示することもできます。
負荷が高くなると、キーが赤色になりました。バーのような表示ですね。
作った設定は公開して、他のユーザーと共有することができます。
キーボードはUS 104、または105キーのUK、ドイツ語、ノルウェー語配列です。Mac用のCommandキーなどは現時点ではありませんが、追加の予定とのことです。PCとの接続はUSBです。
割と実用性が高い(すぐに使える)からでしょうか。Kickstarterで公開直後、1,180人から約1730万円集まっており、好調な滑り出しです。
まとめ
お値段は$139+送料$30で、$169(約17,300円)です。
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