日本発、「パイプフレーム」で耳の痛さから解放されるヘッドフォン | VIE SHAIR(ヴィー・シェアー)

VIE SHAIR(ヴィー・シェアー)は、ワイヤレスヘッドフォンです。パイプフレームになっていて、耳を押さえつけません。耳の痛さから解放されるというところがメリットです。
開発元は日本です。

使い方

こちらがCEOのYAZZ Imamura(今村泰彦)さんです。ジャズドラマーの方です。

ヘッドフォンは移動中でも音楽を聴けるので便利です。しかしそんなヘッドフォンにも不満がある、と述べています。

ヘッドフォンは耳を押さえつけるため、ずっとつけていると耳が痛くなってきます。

また耳を密閉するため、周りの音が聞こえなくなってしまいます。閉塞感もありますね。

そこで考案されたのが、パイプフレームで支えるヘッドフォンです。下の画像で右側が、VIE SHAIRの土台部分です。従来のヘッドフォンと違い、側頭部に接触する部分が最小限になっています。耳の外側から覆うため、痛くならないという仕組みです。
土台の上にヘッドフォン本体をつけると、左のような画像になります。

パイプフレームと本体をくっつけて、内側から見たところ。耳当ての部分が普通のヘッドフォンと違って、パイプフレームになっていますね。

耳の部分が吹き抜けになっているので、ランニングも快適に行えます。

耳を密封していないので、周り音も聞こえます。

しかし、周りの音が邪魔な場合もあります。吹き抜け構造ゆえにヘッドフォンの音が周囲に漏れて、邪魔ということもあります。音漏れしにくいように作ってあるとのことですが、構造上全く漏れないということはないはずです。
そういう時は、パイプフレームの部分をひねると・・

外れるようになっています。

そして遮蔽板がついた土台部分に差し替えることができます。

こちらのモードにすれば、周りの音を遮断して集中したい場合に役立ちます。

オーディオチップにはヤマハのMach-5を搭載しています。チップにはイコライザー機能が搭載されており・・

スマホのアプリから、イコライザーで音を調節することができます。

さらにVIE SHAIRは、音楽を共有する機能を備えています。VIE SHAIRの入力プラグに接続すると・・・

他のVIE SHAIRと音楽を共有することができます。

開発者は、エレクトリック・ランという光るものを見つけて走るイベントを見ていて、音楽を共有できたら楽しいんじゃないか?というアイデアを思いついたとのことです。ヴィー「シェア」、という名前もそこから来ているのかもしれませんね。
画像出典: Flickr
動画はこちら。英語音声、日本語字幕です。