てこの原理で回すドライバーBiToolをTokyo Design Weekで見せてもらった

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TOKYO DESIGN WEEKというイベントが、2015/10/24-11/3まで開催されていました。
以前KickstarterにBiToolというドライバーが載っていました。その開発元のCYCOPという会社が出展していたので、見に行ってきました。
Tokyo Design Weekそのもののレポートは次のページをご覧ください。
なぜか仏教ブースからレースカーまで。TOKYO DESIGN WEEKがおもしろかった

BiTool

画面真ん中の赤い物がBiToolです。一見するとねじ回しに見えないのですが、そこが工夫点でもあります。
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本体の中には空洞になっていて、ドライバーの先端部分が格納されています。先端部分だけ切り替えて、ネジやボルトに合わせて使い分けられるようになっています。
先端部分は本体に収納できるので、持ち運びが非常に便利です。
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先端は10種類ぐらい入っています。磁石の板も入っていて、そこにくっつくようになっています。これだとなくしにくいので便利ですね。作業をしていると細かい物がこぼれ落ちやすいので。
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先端を左端の部分に取り付けて使います。
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取り付けるとこうなります。普通のドライバーはまっすぐですが、BiToolは90度曲がっています。てこの原理が働いて、強い力が出せます。
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現地に実験用のネジ(正確には六角穴付ボルト)が置いてあったので、実際に回してみました。
右に回す時だけネジが締まり、左に回すときは自由に回転するようになっています。右に90度回してネジを締め、左に回してドライバーを戻し・・ということを繰り返してネジを回せます。ドライバー自体を一周回転させなくても済むので便利です。
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さらに本体も磁石になっていて、ネジや先端をくっつけておけます。さっき置いてあったはずのネジどこ行ったっけ?ということを防げます。
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開発元CYCOPの代表者は、台湾人のKuni Chenさんです。以前は日本の会社で働いていたということもあって、今回日本の展示会に出展されたみたいです。
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実際に使ってみてなかなか便利だと思いました。次の点がよかったです。
・持ち運びが非常に便利
・簡単に強い力を出せる
一番役に立つのは、自転車に乗る時じゃないでしょうか。ポケットに入るコンパクトさが最大限に有効活用できると思います。いちいち道具箱は持ち歩いてられませんからね。

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