Bluetoothとバッテリー内蔵のArduino、ワイヤレスだからこそおもしろい |LightBlue Bean+(ライトブルー・ビーンプラス)

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LightBlue Bean+(ライトブルー・ビーンプラス)は、ワイヤレスで使えるArduinoです。
普通のArudinoとの大きな違いはワイヤレスという点だけですが、これだけで使い道が広がります。

使い方

こちらがBean+。そこそこコンパクトです。既に販売されているBeanの大型版になります。
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特徴は前述の通りワイヤレスであること。Bluetooth Low Energyを使用しています。
例えばこの画像では、Bean+を右側にあるおもちゃの車に組み込み、スマホアプリからコントロールしています。もしこれがUSBケーブル接続だとしたらどうでしょう? すぐにケーブルが引っかかって面倒です。
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車が動いて行きました。このときプログラミングはArduino(車側)だけで済みます。
iOSのアプリを作るとなると審査を通す必要もあり面倒ですが、その手間を省いて簡単に使えます。もちろん何でも出来も訳ではなく、Bean+アプリが備えてる範囲でですが。
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もちろんリチウム充電池もデフォルトで付属しています。
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こちらはモールス信号打電機を作ったところ。Bluetoothマウス/キーボードとしてPC側に認識させています。
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おもちゃのギターにBean+を取り付け、音楽ソフトで演奏しているところ。これもワイヤレスが役立っています。
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Bean+で電球を制御して、もう一つ手に持ったBean+で電球のオンオフをしています。
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こちらはメール着信通知。メールが届くと何が起きるかというと・・
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風船人形が起き上がってきました! メール着信判定はAppleのシステム(ANCS)を使っています。
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一回押すごとに自動で寄付するボタン。
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あらあら、連打されてしまいました・・。
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ホッピングの回数測定マシーンなんかも作れてしまいます。
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仕様

・加速度計と温度計を内蔵しています
・GPIOピンももちろんあります
・Arduinoのシールド(拡張ボード)は使えません
・Groveコネクターでセンサーなどを簡単につけられます
・スケッチ(プログラミング)は、普通のArudino IDEで行います
・作ったプログラムは、Windows、MacOS、iPhone、AndroidからBluetoothでワイヤレス転送します
・前述の簡単スマホアプリはiOSのみです
・Bean+ SDKは、MacOS、iOS、Androidのみです
Bean+とiPhoneの間は、約250mの距離で通信できます。ただし障害物があると、その分到達距離は短くなります。(これは電波全般に言えます)
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まとめ

SAMMESH TAGもそうですが、ワイヤレスというのはかなり重要だと思います。ドアなどまでケーブルをひくのは面倒です。
お値段は$39+送料$10で、$49(約5,900円)です。
2015/9/4まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1966384672/a-bluetooth-arduino-for-the-mobile-age-lightblue-b/

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